財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会(東京千代田区)は2006年7月19日、同協会が実施・運営を行うTOEICテストの新ブランドとして、「TOEIC スピーキングテスト/ライティングテスト」を導入すると発表した。個人での受験では、2007年1月21日が初回の実施日となる。以降、毎月1回午前・午後に、東京・名古屋・大阪などの全国主要都市で実施する。当初は日本と韓国で同時実施、今後はヨーロッパ、中国で開始する予定。
本テストは、国際的なビジネス社会において求められる能動的な英語スキル(話すこと、書くこと)を測定することを目的としており、現状のリーディング/リスニング能力を測るTOEICテストとは別に実施する。所要時間はスピーキングテストが20分、ライティングテストが60分。スコアは各200点満点。
テストは、開発元であるETS(Educational Testing Service)のiBT(Internet-based test)システムを通じ、パソコンを使用して受験する。ETSが今年7月より日本でスタートした次世代TOEFLと同様に、ETS認定テスト会場のパソコンにインターネットを介してテスト問題が配信され、パソコン上で音声を吹き込んだり、文章を入力したりして解答する形式。解答内容は、ETSテストセンターに送られ複数の採点官が採点する。テスト終了後から30日以内に公式認定証を発送する。受験料は9,975円(税込)。2005年度のTOEICテスト受験者数は、149万9,000人。同協会は、この新テストに関して、2007年の1年間で3万人の受験者獲得を目標としている。
ETSでは、新テストの予行演習ができる「オフィシャルプラクティステスト」を有料(4,935円、税込)で提供している。サンプル問題については無料で閲覧可能。
TOEICのスピーキングテストは、今までは「LPI」という面接官が直接体面して行う形式で実施していたが、この形式でのテストも続行する。同協会は、今回の新テストや初中級者向けの「TOEIC Bridge」も含め、英語学習者が自分の希望に合ったテストを受けることで、英語コミュニケーション能力の向上に役立ててもらいたい、としている。