この地の英語教育について見てみる。シンガポールは、多民族・多文化の社会だったはずだ。しかし、今のシンガポールは英語一色である。そのことをナンヤン大学のDr. Chewは、次のように説明した:シンガポールの言語政策は、多言語政策→二言語政策→単一言語政策へと変化した。独立後の60年代から70年代にかけては、多民族国家を維持するために、複数ある言語をそのまま使う現状維持の政策であった。70年代から、多言語政策をやめ二言語政策に変えた。二言語とは、主に英語と北京官話を話せということで、その運動をSpeak Mandarin Campaignという。二言語政策は軌道に乗ったが、1998年のアジア経済危機が起こり、それ以降は、英語を第一言語とする単一言語政策になった。当時は、まだ英語の異種である'Singlish'を話す人が多かった。そのため、文科省に当たる官庁は、標準的な英語を普及させるために、"Speak Genuine English. Singlish is an enemy."とまで言ったそうである。その結果、シンガポール人にとって英語は第一言語となっている。
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