英語の先生や英語教育関係者のためのポータルサイト

英語教育ニュース

授業で役立つ豊富な情報源
英会話と英語の英語タウン

 

 
World Time
UK:  11/20 16:55   NY:  11/20 11:55   LA:  11/20 08:55
英語教育11月号 大修館書店
英語教育11月号[特集]教員免許更新制が始まる
「教師を動機づける講習を志向して」
■英語教育ニュースの無料メルマガ
登録 解除
■英語教育ニュースをホームページにする

Dictionary
Dictionary.com
Thesaurus.com

Search Engine
Google
Yahoo!

Webmail
Hotmail
Yahoo!
Gmail

Comics
Dilbert
Calvin & Hobbes
Piranha Club

英語教育ニュース
Contents

 Home
 Newsアーカイブ
 英語教育エッセイ
 国際ビジネス英語
 英語教育公式発表
 検定データベース
 本・教材レビュー
 著者インタビュー
 ALTインタビュー
 英語教育リンク集

英語教育学会
English-related Organizations

 ETJ
English Teachers in Japan
 ESUJ
日本英語交流連盟

英語教育ニュースでは英語教育に関する非営利団体・学会をサポートしています。
詳しくは ください。

姉妹サイト
ELTBooks.com
英語教材購入サイト

 Home
 一般教材
 補助教材
 幼児
 辞書
 CD-ROM/ビデオ
 教師用教材

姉妹サイト
ELT News
ネイティブ教師向け

 ELT News Home
 ELT Jobs
 Teaching Ideas
 Guide for ALT

姉妹サイト
英会話の英語タウン
学習者向けポータルサイト

 Home
 英語ストア
 Onlineレッスン
 英語カレッジ
 留学プラザ
 英語ジョブ



情報提供はこちら
新製品・新教材情報
その他のニュース
イベント情報

寄稿募集中
英語教育エッセイ
書評&英語教材レビュー
イベントレポート

ご意見・ご感想は

広告掲載のお問い合わせはこちら

 

英語教育ニュースToday

英語教育の最新版


本当に効果的なライティング指導とは
指導を行うために留意すること

日本女子大学附属高等学校教諭
工藤洋路
Kudo Yoji
   
「英語教育」2007年9月号(大修館)→ 目次はこちら 定期購読はこちら
From "The English Teachers' Magazine" September 2007 Vol. 56 No. 6 (Taishukan)

fluencyを重視して、accuracyは二の次に?

「今回はfluencyを重視するので、accuracyに関わる部分は訂正しない」ということや、その逆が言われることがある。fluencyとaccuracyはよく対立概念のように捉えられているが、かなりの部分で相互補完的な役割を果たしている。fluencyの定義については、『英語教育用語辞典』(大修館書店)によると、「目標言語を話したり、書いたりする際の滑らかさ、流暢さ、および機能的な適切さ。(中略)文法構造がよどむことなく自動的に使われていることなどの観点から定義される」となっている。また、Longman Dictionary of Language Teaching & Applied Linguistics(1992)によると、fluency describes a level of proficiency in communication, which includes: the ability to produce written and / or spoken language with ease(後略)となっている。「自動的」とかwith easeという表現でfluencyが定義されているが、accuracyが無視されているわけではなく、「文法構造がよどむことなく」と記述されているように正確な言語使用が前提となっていると思われる。inaccurateな言語使用を自動化しても意味がないからである。

そこで、指導への示唆として、fluencyを高めることを目的とした場合に、accuracyを高めることをその手段とすることが考えられる。timed writing(書く時間の制限を設けた活動)として、目標語数を設定すると同時に、ある特定の文法を正確に使うことも活動のポイントとする。文法の正確さがポイントとなるので、書くべき内容や使用すべき語彙などは与えてもよい。例えば、4〜6枚の絵からなるストーリーを見せ、それを過去の話として英語で描写してもらう。目標語数は100語、時間は5分以内と設定する。絵の横にキーワードをいくつか提示しておく。単純な活動だが、時間内に過去時制を適切に使いながら、ストーリーを完結させる必要があるので、この作文活動を通して、過去時制を自動的に使用できる能力が身につくことが期待できる。過去時制以外の文法項目や文と文とのつながりに誤りが生じる可能性は否定できない。

だが、ストーリーを描写する上で最も多用される文法事項は過去時制であるだろうから、過去時制から自動化させるトレーニングをすることは妥当な判断と言える。すぐに過去時制を用いた文を量産できないような生徒に対しては、与えられた絵に対する質問をいくつか用意し、それに答えてから、timed writingを行うことも可能である(大修館書店の教科書Genius English Writingのpp.72‐73に、絵は使用していないが、この活動のアイデアを生かせる教材が掲載されている)。

「量」を重視して、「質」は後回し?

作文の「量」と「質」の議論についても、fluencyとaccuracyの議論と同様、両者を対立する概念として捉えることは指導を制限しかねない。ACTFL(American Council on the Teaching of Foreign Languages)Guidelines for Writingの記述には以下のようなものがある。 When Intermediate-Mid writers attempt Advanced-level writing tasks, the quality and / or quantity of their writing declines and the message may be unclear.

中級レベルの学習者が身の丈を超えた作文を書いた場合に限定されるが、書けなくなる時には「量」と「質」が同時に低下し、その結果、書きたいメッセージが不明瞭になる。つまり、量が書けなくなることは、質の低下を引き起こす可能性があり、逆に、良質のものが書けない場合は、量的にも多くを望めない。確かに、この中級レベルに該当するであろう高校生が、実際に作文を書いている様子を観察すると、書くべき内容を十分に用意できたとしてもすぐには書き始めない。内容の展開や使うべき言語材料の質について、ある程度吟味をした上で、初めて書き始める傾向にある。納得のいく質が伴わないのに、量だけを書き続ける学習者は中級レベルを超えると少ないと思われる。

では、この点を考慮に入れた指導にはどのようなものがあるだろうか。単純に考えて、質が高い英文とは、内容に深みがあることが1つ挙げられる。英文の内容に深みを持たせる1つの手段は、修飾語句を追加することであろう。すると、必然的に量は増える。「質」を追求した結果、「量」も増えることになる。以下は、文の数は変わらないが、修飾語句を付け加えたことによって、内容に深みが生じた事例である。

A lot of people have cellular phones. We see people talking on the phone everywhere.【15語】

↓(修飾語句を追加)↓

Today, a lot of people in Japan have cellular phones. We see people talking on the phone everywhere, for example, on the train, on the street, in restaurants, and so on.【31語】
(参考:Genius English Writing, p.110)

修飾語句を付け加えることは「質」を高めるための1つの方法に過ぎないが、このように、センテンスレベルで「質」の向上を目指すことによって、内容に深みが生まれ、その結果、「量」も妥当なものになっていく。ただ単にセンテンス数を増やすことによって「量」を確保することを目標にするよりも、文単位で「質」を高めることに指導のポイントを置いてはどうか。

  Page 1 / 2 / 3  
     
  英語教育ニュースTopへ | 英語教育エッセイ一覧へ  


「英語教育」2007年9月号


英語教育の最新版
月刊「英語教育」について

定期購読申し込み
【特集】【徹底検証】英語指導の「常識」「非常識」

教室で当然のように教えられてきたあの説明は、本当に正しかったのだろうか? また、一般に言われている指導法の「常識」の根拠は? 今一度、学校英語指導の「常識」を検証してみよう。

英語指導技術の「常識」を検証する:
生徒と向き合う授業のために
平原麻子
発音指導見直し論から:
音声コミュニケーション指導の「常識」を検証する
田邉祐司
英文法の「常識」は本当に正しいか?
高見健一
「何となく読めた気がした」授業の再検討:
リーディング指導の「常識」を検証する
卯城祐司
本当に効果的なライティング指導とは:
指導を行うために留意すること
工藤洋路
「教室英語」を見直す:
whoとwhich, whoとwhatの用法から
八木克正

■英語教育時評
■田尻悟郎の公立中学の12か月
■国際英語の視点を授業に
■小学校英語にどう取り組むか:広島市の挑戦
■菅先生に聞こう! 授業の悩みQ&A
■コア理論で文法指導を
■授業のここにフォーカス
◆The American School in Japan
◆ファンタジーランド通信
◆サブカルチャー探検隊
◆僕の気になるアメリカン・ヒーローたち
◆場面別 ネイティヴの決めゼリフ
◆アングロ・サクソン文明落穂集
◆今月の時事英語[若者ことば編]


大修館よりオススメの新刊

DVD-ROM版 ジーニアス英和<第4版>・和英<第2版>辞典

DVD-ROM版 ジーニアス英和<第4版>・和英<第2版>辞典
English Synonymous Verbs in Sentence Structure

小西友七、南出康世 編集主幹
9,240円(EPWING仕様)

登場! パソコンでG4

史上最大の大改訂を施した学習英和の定番・ジーニアス英和辞典の第4版 をデジタル化。ハイブリッド方式とコア解説で好評の「ジーニアス和英辞 典<第2版>」を搭載したEPWING規格DVD-ROM。

【用例プラス】
英和辞典の追加用例をさらに増強して収録

【検索】
●単語検索 前方一致 後方一致
●複合検索 用例検索(指定の語を含む用例を英和全体から検索)
成句検索(指定の語を含む成句を直接検索)
●メニュー検索

【音声】
●26,000語の発音をネイティブスピーカーの声で収録

【画像】
●英和辞典の図版を完全収録

【Windows、Macに対応】
EPWING検索ソフトをバンドル。このディスクだけですぐにパソコンで使用可能です。
Windows98/2000/XP/Vista用:ViewIng(イースト株式会社)
Mac OSX 10.2.8以降/MacOS9 9.2.2以降およびCarbonLib 1.6以降:JammingLight(dicwizard.jp)

大修館書店ホームページ「燕館」はこちら

  Page 1 / 2 / 3  
     
  英語教育ニュースTopへ | 英語教育エッセイ一覧へ  
英語教育ニュース News about English Education in Japan

| Home | 英語教育公式発表 | 英語教育エッセイ | 英語検定試験情報 | 英語教育リンク集 | ALTインタビュー |
| 本・教材レビュー | 広告掲載について | プライバシーポリシー | About Us | 人材募集 |

Copyright (C) 2008 eigoTown.com Ltd., All rights reserved.
All other trademarks are the sole property of their respective owners.
No reproduction or republication without written permission.
本ホームページに記載の文章、画像、写真などを無断で複製することは法律で禁じられています。