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ネイティブ教師向け
Q 最初の1時間に何をすれば生徒の心がつかめますか? 何を準備すべきですか?〈中学〉
府中市立府中第二中学校教諭
田口 徹
Taguchi Toru
「英語教育」 2007年4月号(大修館)→
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From "The English Teachers' Magazine" April 2007 Vol.
56 No. 1 (Taishukan)
A 公立の中学校における英語の授業は年間105時間ですが、最初の授業は105分の1ではなく、10時間分くらいの重みを持っています。最初の授業で生徒の信頼や期待を勝ち取ればその後の授業はスムーズに行なえます(逆もありえます)。中学・高校、また担当する学年によっても違いますが、新学期最初の授業というのは英語が好き・嫌いにかかわらず、ほとんどの生徒は、「どんな先生だろう?」「授業はわかりやすいのかな?」等と期待しているのです。まして中学1年ならば、小学校での英語授業も少しずつ始まっているとはいえ、その期待度は他の教科と比べても一番で、彼らのきらきらした目を見ると教師冥利に尽きます。この輝きに応えるためにも春休みのうちに入念な準備と作戦を練っておく必要があります。
先生みたいに英語が話したい
教師は英語の模範使用者であり、生徒の“あこがれ”でなければなりません。だからこそ最初の授業から教師の英語を聞かせることが必要です。
【準備するもの】
1.家族の写真(後ろの席からも見えるよう拡大)
2.ワークシート(教師の自己紹介の内容をメモする欄や英語の授業の約束事が書かれたもの)
3.英語学習アンケートや英語の歴史資料等
教師は教室に入ったら笑顔で “Hello, everyone!” と元気にあいさつします。普段、おとなしい人もテンションを上げてください。返事が返ってこなかったら、生徒の元気な “Hello” が返ってくるまで繰り返しましょう(ここで小さな声に妥協してはいけません!)。そして名前をローマ字で大きく黒板に書き、“My name is Toru Taguchi. Please call me Mr. Taguchi. OK?” と言えば中1でも理解します。次にワークシートを配ります。そこには日本語で教師の自己紹介の内容を聞き取ってメモする指示が書かれているので教師は日本語を使用せずに自己紹介を始めます。内容としては家族、趣味等、写真や実物、ジェスチャーで類推しやすい内容にします。その際、不自然にゆっくり話す必要はありません。きれいな発音で流れるように話してください。先生の英語の発音は生徒に大きな影響を与える第一の要素です。上手に話せるように内容を書き出して何度も練習してください。
「英語教育」2007年4月号
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【特集】授業名人に聞こう! 〜年度初めのこんな時どうする Q&A〜
今年は否応なく直面しそうなこと、自分でも挑戦したいこと。どう考え、どう対応するか? 新学期までに準備できることは?――先輩たちの知恵を聞く。
Q1
初めて教壇に。教師は何をどこまで教えれば…
佐野正之
Q2
今年の中1は小学校による差がありすぎ…
稲岡章代
Q3
習熟度別授業、どんな点に気をつければ…
池岡 慎
Q4
ALTが非常勤に。無理のないTTのやり方…
泉惠美子
Q5
教科書以外の教材の使い方、家庭学習の課題…
堀江昌枝
Q6
高校新入生の英語のレベルが年々低下…
山岡憲史
Q7
前の学年ではオールイングリッシュ、私は…
赤池秀代
Q8
これまでOCの時間はずっと英文法で…
阿野幸一
Q9
SELHiの成果で公立校でもできるもの…
向後秀明
Q10
困難校に転勤。生徒にやる気になってもらうには?…
菅 正隆
Q11
受験のためのリスニング対策は何をやれば…
織田 敦
Q12
評価、とくにテスト作成が悩みの種です…
松本 茂
[コラム]
校務の負担は増える一方…時間管理のコツを…
本多敏幸
最初の1時間に何をすれば…準備すべきものは…
田口 徹
■英語教育時評
■<新連載>田尻悟郎の公立中学の12か月
■<新連載>コア理論で文法指導を
■国際英語の視点を授業に
■授業のここにフォーカス
■わかりやすい名詞の〈数〉と冠詞の指導
◆<新連載>The American School in Japan
◆<新連載>ファンタジーランド通信
◆<新連載>サブカルチャー探検隊
◆<新連載>僕の気になるアメリカン・ヒーローたち
◆<新連載>場面別 ネイティヴの決めゼリフ
◆今月の時事英語[若者ことば編]
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