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ネイティブ教師向け
リスニング・テストの作り方
立命館大学教授 朝尾幸次郎
Asao Kojiro
「英語教育」 2006年10月号(大修館)→
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From "The English Teachers' Magazine" October 2006 Vol.
55 No. 8 (Taishukan)
ほんの十数年前まで、音声の録音・編集は大変な作業でした。正確な制御が必要なため、テープレコーダーはオープンリールの専用器を使いました。録音を聞きながら、削除したり、つなぎあわせたりする位置をみつけると、マーカーでテープに印をつけます。重ねあわせたテープをハサミで斜めに切り取り、専用の粘着テープでつなぎあわせます。切り取る位置を誤るととりかえしがつきません。いちばん緊張する作業です。作業場はちょっとしたスタジオのようでした。
パソコンが現れて状況は一変しました。特別な機材なしに、だれもがプロ並の録音・編集ができるようになりました。リスニング・テストはだれでも作れる時代になったのです。
パソコンを使ったリスニング・テスト作成のポイントは《音声編集ソフトによる録音・編集》と《音源のじょうずな利用法》の2点です。紙面で説明しきれない部分の解説を次に用意しておきました。この記事とあわせてご利用ください。
http://www.eng.ritsumei.ac.jp/asao/etm/200610/
機材とソフトウェア
ALT などに録音をしてもらう場合にはマイクが必要です。パソコン用のマイクをパソコンショップで買い求めます。千円程度です。
録音・編集のポイントとなるのが音声編集ソフトです。ここではAudacityというフリーソフトを例に解説します。高品質で使いやすく、MP3 というファイル形式を扱える、すぐれたソフトです。ソフトウェアの入手方法、使い方は上の Web ページでごらんください。
音声の録音と保存
ここではWindowsでの利用を例に解説します。まず、マイクをパソコンのマイク入力コネクターにつなぎます。次に録音レベルを設定します。[スタート]→[コントロールパネル]→[サウンドとオーディオデバイス]と進み[音声]タブから[音声録音]の音量ボタンを押します。《録音コントロール》というウィンドウが開きます。ここでマイクの音量をやや高めに設定しておきます。もし、《録音コントロール》ウィンドウに[マイク]という項目がみつからなければ、[オプション]→[プロパティ]と進んで、[マイク]にチェックを入れると、[マイク]という項目が現れます。
次にAudacity(または他の録音・編集ソフト)を起動します。ウィンドウ中央の入力ソースを指定する部分で「マイク」を選びます。●ボタンをクリックすると録音が始まります。マイクに向かって話してみてください。録音されているかどうかは、ウィンドウに現れる音声波形で確認できます。
その際、録音レベルに注意します。次頁の図(省略)のように一番大きな声でも上下の境界にぶつからないようにします。波形が小さいと録音レベルが低いということです。もっと大きく話すか、録音レベルを上げます。録音を停止するには、■ボタンを押します。テープレコーダーと同じ感覚です。
編集の前に音声ファイルを保存します。[ファイル]→[別名で書き出し]と進み、listening.wav のようにファイル名をつけて保存します。ファイル名の最後の「.wav」はつけなくてもかまいません。このwavというのはWindows標準の音声ファイル形式です。この wav 形式はファイルサイズが大きくなるという欠点があります。
音質を落とさずにファイルサイズを小さくするには MP3 形式で保存するのがいいでしょう。[ファイル]→[MP3ファイルの書き出し]を選ぶと MP3 形式で保存できます。MP3 ファイルを扱うには Audacity をインストールしたフォルダ(通常、C:\Program Files\Audacity)に lame _ enc.dll というファイルを置いておきます。この手順は冒頭に紹介したWebページをごらんください。ファイルをCD‐Rに保存し、MP3対応のCDラジカセを使えば、教室でCDラジカセから音声を流すことができます。
「英語教育」2006年10月号
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和訳に頼らないリーディングのテストとは
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文法の「応用力」を測るテスト
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リスニング・テストの作り方
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■パソコン教室に学習サイトを作ろう
■イギリスで見た日本人児童の英語習得
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■菅先生に聞こう! 授業の悩みQ&A
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英語教育2006年10月増刊号
1,400円(B5判・128頁)
【特集 I】ヴィジュアルを活用してイキのいい授業を!
【特集 II】2006年度の英語教育 総括と展望
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実用的会話力をつけるために
(山田詩津夫)
パワーポイントで学生にプレゼンさせる授業
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テストもヴィジュアライズ
(萩野俊哉)
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生徒にウケル授業内小物
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文法指導や英文解釈も視覚に訴えて
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ヴィジュアルなリスニングテスト
(萩野俊哉)
映画を観て会話表現を身につけよう:
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クイズ・パズル活動を授業へ取り入れよう
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ニュース(BBC)を印象的に:
リスニング活動と他の活動を組み合わせる
(小野田 榮)
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撮影から検討会まで
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[資料編]
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(松岡博信)
ヴィジュアル作りに役立つサイト
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【特集 II】2006年度の英語教育 総括と展望
2006年度大学入試の特徴とその対策
(杉山俊一)
英語教師のマルチメディア教材活用法:
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英語教育日誌[2005年4月〜2006年3月]
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英語教育図書:今年の収穫・厳選12冊
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【特別記事】
<学校教育への提言 1>
教師のサポート体制の充実を
(吉田健三)
<学校教育への提言 2>
こんな学習指導要領にしてほしい
(松沢伸二)
<学校教育への提言 3>
日本もこんな英語教育政策を:
韓国・中国の英語授業とそれを支える政策
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