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インターネットで協同ライティング指導


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Oda Tomohiko / Morikoshi Kyoko / Ueno Yukie / Yoshida Midori / Sasaki Masashi
   
「英語教育」2005年2月号(大修館)→ 目次はこちら 定期購読はこちら
From "The English Teachers' Magazine" February 2005 Vol. 53 No.12 (Taishukan)

便利なツール:オンラインストレージ

今回のプロジェクト実施のためにわれわれが用いた手段は、特別な技術や管理体制を必要とせず、インターネット接続環境があればどこでも利用できるものである。まず、オンラインストレージ(Yahoo! ブリーフケース)を使用するために、メンバーで「ユーザー ID」と「パスワード」を共有する。その後、教材ファイルを MS-WORD で作成し、順次アップロードする。ファイル名に作成日時を併記することにより、容易に最新データを確認し、授業での利用あるいは改訂が可能である。また、プロジェクト用のメールアカウントを取得し、関連のメールをそのアドレスに同報する。このようにメールとファイルの管理をネット上で一元化することは、プロジェクトの運営にきわめて有効であった。ただし、情報管理には細心の注意が必要であり、学生の個人情報を含むようなファイルは、ネット上での扱いを避けた。

オンラインストレージはいつでもどこでもアクセスでき、教材のアップロード・ダウンロードができる便利なツールであった。「あっ、プリントを忘れた。」という冷や汗のでるような場面でも、教室で教材をダウンロードし即座にプリントできた。

参加校の一部には、PC のみが設置され、語学教育用の環境(CALL 教室等)を利用できないクラスもあった。しかしながら、今回のプロジェクトはインターネットに接続されたコンピュータ実習室があれば、どこでも実施可能である。

まとめ

インターネットが学生にも確実に浸透する中で、英語教育に携わる者にとっても、その利点及び問題点を検討し、学生に伝えることは、大きな課題である。今回のプロジェクトは、学生に対する教育実践であると同時に、教員自身がインターネットを活用しつつ、情報化時代の英語教育を研究し、学ぶという構造を有する。

プロジェクト構想時の議論をはじめ、教材作成や授業運営の多くの面で、参加教員が学び合うことは非常に多く、それは教育実践の協同運営を通して得られた面が大きい。このような継続的なプロジェクトをベースにした協同研究・協同実践は、今後学校種を問わず、変革期の外国語教育の改善に大いに資するものと考える。

皆さんも、例えば研修会などで親しくなられたグループで、一度プロジェクトを試みられてはいかがだろう。プロジェクトを核にした協同実践で得られるものは、学生・教師双方にとって非常に大きく、新鮮である。


【注】
1) G-TELP の詳細は、公式ホームページ (http://www.g-telp.jp/test/what.html)参照。
2) パラグラフ構成の指導に関し、同志社大学北尾謙治先生の以下のページ及び関連テキストを参考にさせて頂きました。この紙面をお借りし、謝意を表します。http://ilc2.doshisha.ac.jp/users/kkitao/library/student/textbook/essay.htm


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iTunesとiPodを音声教材に活用しよう 尾関修治
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第2章 認知からみた言語習得
第3章 脳と言語習得
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第6章 教室第二言語習得研究と外国語教育
第7章 語彙の習得
第8章 リスニング
第9章 スピーキング
第10章 リーディング
第11章 ライティング
第12章 早期英語教育と小学校英語教育
第13章 第二言語の喪失と維持
第14章 メディアの利用と第二言語習得
第15章 言語テストと評価
第16章 第二言語習得研究の計画と方法
第17章 コーパスに基づく第二言語習得研究

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