「英語教育」2004年12月号(大修館)→
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From "The English Teachers' Magazine" November 2004 Vol.
53 No.10 (Taishukan)
誤答例:
3) *At first she thought it must be mistake
....
【正解と誤りの原因】
ここでは、mistakeの前に不定冠詞のaがつかなければならない。しかしここでもまた、aという語は学習者たち自身が普段発音しているほどには強く発音されず、前のbeにつなげて非常にさりげなく発せられるので、聞き落とされたのであろう。冠詞らしきものを聞き取ることができたとしても、よくtheをaに聞き間違えてそのように書く学習者がいる。これは本人が普段theを「ザ」のように歯に呼気を当てて強く発音しているため、実際の発音がやわらかい感じの音であることとのギャップに惑わされているのである(in
the roomやon the tableのように/n/の後のtheは特にaと間違えやすい)。
誤答例:
4) *But inner own room in the
hushed snow-city were evidences ....
次に、音が消えたり非常に弱く発音されたために聞こえないという、2)や3)の例。しかし、これに関しては、どんなに耳を澄ましても相手が発音していない音なので、対処法としては日頃そのような現象を意識した発音練習を心がけた上で、あとは文法の知識で聞こえない部分を補うという方法しかない。過去の出来事についての描写なのにmoveという現在形ではおかしいし、it
must be mistakeは、それこそIt must be a mistake.であると気づかなければならない。
3つ目は、もともと知っているはずの複数の語が、つながって発音されることによって1語に聞こえる場合で、4)の誤答例がこれに当たる。これもまた、書いたものを見て文法的に何かおかしいと気づくというプロセスがなければならない。First
of all が festivalに聞こえたり、レストランで“Super salad?”と聞かれたので“Yes, please.”と言ったら“Which
do you want?”とイライラした表情で聞かれ、実は“Soup or salad?”と聞かれていた、という話をよく聞く。決まった場面で使用される決まり文句は、フレーズとして覚えるのが手っ取り早いと教えればよいであろう。
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