次いで著者は歴代の言語能力理論を引用しながら自らの言語能力仮説を展開する。特にバックマンの communicative language ability に着目し、それが(1)言語能力、(2)状況対処能力、(3)心理・生理的機制の3要素から成るとまとめる。そして、(2)の状況対処能力を今日のコミュニケーション能力観の中核に位置づけ、それを説明するものとしてスキーマ理論とオラーの「基底能力」を紹介する。
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