英語教育ニュース編集長ノート

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英語教育ニュース編集長による英語教育ニュース編集ノート

The heat is on - 暑さ全開

英語教育

2011年7月13日

誰かいますか?
Cambridge ESOLから音沙汰なし。CELTAの有効性に関する調査を何かしているかなどなどの問い合わせにまったく反応なし。Monica Poulterに問い合わせてみてはどうかと言われたので、6月8日そうしてみた。

Poulter様

Scott Thombury氏からお名前をお伺いしました。

教師トレーニングに関する記事を書いていますが、教えていただきたいことがあります。『CELTA資格を持った講師に習った方が、英語をより効果的に(定義はどうあれ)学習できますか? そうである(またはそうでない)理由を裏付ける研究をされていますか?』

よろしくお願いします。

Russell Willis
ELTNEWS.com 編集者


1ヶ月以上になるが、いまだ音沙汰なし。おそらくCambridge ESOLは、日本で試験を広めようとする努力が失敗し、何百万ドルというお金を失うことがトラウマとなり、我々のような頑固な孤島からのメッセージはゴミ箱行きとなっているのであろう。

新たなパラダイム?
鳥飼玖美子教授のインタビューの第3弾(英語)をオンライン配信中。これまでのインタビューと同様に、日本における英語教育について、本当の意味での重要性の課題について語る。今回鳥飼教授は、英語を教えることと学ぶことに対する全体的なアプローチをどのように変える必要があるかを説明。興味深く刺激的な内容だと思う。ご覧あれ。

地元の才能
国内には独自の教材を作成、そして提供している多くの独立した才能がある。David Lisgoの supplementary phonics books and games は好評を続けており、Greg Crawford の Fun Phonics Readers も同様である。Robert Murphy は神経科学に基づきシリーズ化されたコースブック Optimal Levels を作成。一方 Laurel Kamada (今年11月のJALT会議のスピーカー)は Hybrid Identities and Adolescent Girls を作成。多くの人の関心を集めるであろう。そしてもちろん、大学入学試験がどのように自殺に追い込み制度を腐敗させているのかを物語った Tim Murphey の The Tale that Wags も出版されている。(待望の日本語版も『近日中』に出版されるようだ。)

これらの多くは、大手出版社にとっては商業価値がないようであるが、品質は同じ。(ただし、デザインの改善が必要なものもあるようだが。。。)
地元の才能ある人たちをサポートしよう。

Debito の IN APPROPRIATE 失敗
日本を拠点とする教師、そして活動家、Arudou Debto は、最近 IN APPROPRIATE という日本での拉致を取り上げた小説を出版した。Tim Murphyのように、より多くの人たちに読んでもらおうと小説を書くことを選んだのである。Tim の本は文学賞などは受賞していないが、登場人物、文章、そしてスタイルが楽しめる。要点を効果的に説明し、宣伝としては成功している。残念ながらDebito の作品は、不自然な内容の寄せ集めで、アメリカ人の夫から10代の娘まで、ほとんどだれもが反発するかまったく共感しないだろう。小説のスタイルは、早い展開の短いドラマから、ウィキペディアからコピペしたような何ページにも及ぶ場合もある。物語に仕上げようという本当の(または少なくともうまくいくよう)努力が感じられない話を押し込んだ日本の情報がつづられている。

誤解してもらいたくないのだが、国際結婚がうまくいかなくなった場合の親子の権利という問題は非常に重要で、この問題に関心を向けようとした Debito の努力は支持できる。ただこの小説は、その原因に触れていない。その問題について関心を持ってもらうために誰かにあげたりしないだろう。小説としても宣伝としても失敗である。自身も身にしみているのだが、作家には編集者が必要である。よい編集者があれば、最低でも、この本の目的は達成できたであろう。

良い点もある。構想はしっかりとしており Debito がこの問題に目を向けたとは讃えられるべきだ。Richard North Patterson などの手に任せると、ベストセラーになることもできるだろう。

次回予告
鳥飼玖美子教授のインタビューに続き、受賞作 Whodunit の共同著者であるMarcos Benevides のインタビュー。それでは次回。Marcos のように、クールにいこう。

Russell Willis
ELTNEWS.com 設立者

追伸:当社のMatthias Reich は、8月15日から8月19日まで東北でのボランティア活動を計画中。作業、組織作り、教える、修理など、学校や団体が必要としていることは何でもする予定。Matthias は日本語に堪能で、自費での活動をいとわない。Contact Us からご連絡ください。



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