発音トレーニングの意味
英語教育
2010年1月25日
英語教育
2010年1月25日
こんにちは!
編集長の竹村です。
今月のコラムは、大塚雅文氏の「 新しい英語学習教材の提案」が、UPされています。
是非、読者みなさんのご意見、またご要望などお寄せいただければ幸いです。
さて、小学校での英語活動の試みが各地に実施されています。
その多くが、いまだ、英語=英会話という固定観念から逃れられないでいるように見受けられます。今回のニュースでも石川県金沢市が、中国大連での英語教育の実践に学び、単に英会話能力のみにこだわるのではなく、英語の4能力をバランスよく伸ばす試みに学ぼうとしています。
しかしながら、ここで非常に大切な英語教育と習得に関する視点が抜け落ちていることを指摘しなければなりません。
それは、音声の習得です。
私が単に発音が専門であるということだけでなく、今回の中国の大連(大連市は、英語のみならず、中国全土の中でも特に教育に力を入れていることで知られています。日本のゆとり教育とは正反対で、土日も子どもたちを学校に預かり、団体行動のトレー二ングや、芸術・体育の活動を実施しています。中国の共働き事情も関係しているようですが…。)に学ぶ試みは、中国生徒の英語のパフォーマンス能力の高さに起因しているようですが、むろん、暗記を重視するなど、日本では「詰め込み=悪」という思い込みから忌避されがちな最も基本の習得スキルをきちんと活用している等の点は、もちろんのこととしても、なぜ、中国の生徒のパフォーマンスが高いのか?という点を見落としていると思います。中国の方の中には、英語だけでなく、日本語も堪能な方が、多く見受けられます。
その一因に、英語との音声の近似を上げることができます。
小学校英語、また小学校ではじめて英語を学ぶ生徒たちに英語を教える先生方にとって、ご本人が実際に発音できるできないを別としても、少なくとも、子どもたちの音声指導スキルは、持っていることが、カリキュラムの工夫以前の問題として重要なことなのです。
DVDによる発音教育を実践してきた㈱国際教育研究所の遠藤尚雄氏は、次のように述べています。
「小学校で英語を教える先生方には、是非、発音を学ぶと同時に、生徒たちへも、学校の授業だけでなく、家庭学習として、DVDやオンラインの教材を使って練習することで、学校での運用の練習が、格段に効果を上げると思います。」
実際には、発音など気にするから、英語が話せなくなるとか、小学校の先生に今更発音まで要求するのは無理だとか、様々な反対意見があるのも現実ですが、脳科学の茂木健一氏も述べているように、すくなくとも子どもたちの脳は、ハードルを高くすれば、それだけついてくる時期でもあるのですから、ぜひ、小学校英語での発音教育の充実を訴えたいと思います。
小中連携して実施するための小学校英語の基礎は、「発音と語彙」なのです。
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