会話力と読書量の関係
英語教育
2009年7月21日
英語教育
2009年7月21日
こんにちは!
編集長の竹村です。
英語教育ニュース、今週UPの新コラム記事は、以下の3記事です。
・ストップウォッチで大学英語教育
「受講生はカスタマー」
http://www.eigokyoikunews.com/columns/y_sugita/
・理系に学ぼう
「上田秀樹『英文技術文書の書き方』(2006年、工業調査会)」
http://www.eigokyoikunews.com/columns/y_yanase/
・がんばれ! 子どもの英語教育
「中学校で学ぶ文法も歌で楽しく教えたい」
http://www.eigokyoikunews.com/columns/m_shimizu/
今後、発音に関するコラムなども予定しておりますので、楽しみにしてください!
さて、今回は、「読書量と会話力」の関係について考えてみたいと思います。
日本の英語教育は、長年、「読み書き文法」か、「英会話」か?と不毛の2極論争をしてきました。が、本来、英語は、「読み書き話し聞く」の4能力を十全に伸ばすことが何より大切です。では、これまで、分離、かい離されてきた、読み書き文法と英会話の隔たりを埋めるものは何かと言えば、英文読書と英会話の関係への認識であるといえます。
国内だけで聞く話すの英語力をつけることは、かなり大変なことです。しかしそれを可能にする方法が、多量の英文読書であるといえます。
日本にいながらにして、英語力を身につけた「達人」と呼ばれる人たちの多くに共通する英語学習法が、多量の「英文読書」です。NHKのビジネス英会話で長年講師を務められている、杉田敏氏も、「書物からのインプットが表現を学ぶ上で安全かつ有効である。」と述べておられます。ネイティブスピーカーが話す英語だから大丈夫ということはない、ということなのです。
また、アメリカ大使館の同時通訳を務めた、松本道弘氏も、「速読の英語」などで、英文読書の大切さを述べています。
松本氏の近著「オバマの本棚」では、副題として、「-人を動かす言葉の陰に膨大な読書あり-」と書かれてあり、オバマ大統領の愛読書30冊の解説とオバマ氏の思考パターンの読みときがなされています。あの多くの人を動かした、スピーチの陰には、当然のことながら、シェークスピアをはじめ、数々の古典、名著が力を与えている、ということなのです。
ビジネスの世界では、時に、「教養」が大きな武器になることがあります。日本のことも知っていなければなりませんが、欧米の文学や、歴史への洞察を持っていると、大変大きな尊敬を受けることがあるのです。
英語教育界には、様々な論議が常につきものですが、シェークスピアなど読んでも何の足しにもならないというのも、一つの極論で、基本的な会話力の上には、さらなる教養としての英語も、また必要とされるのです。
総合的な英語力をつけるための教授法が、今後新たに見直され、日本独自の手法として展開されていくべきでしょう。
英文読書と会話力の関係は、国内で英語を学ぶ多くの生徒、学習者にとって、改めて注目されるべき分野であると思います。
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英語教育ニュース メールマガジン2009/7/21号の編集長ノートを読みました。まったくの同感です。私の経験からしても編集長の述べられる「読書量と会話力」の関係は的を射ている思います。
膨大な読書量は英語のインプットになるばかりではなく、「教養」も兼ね備える上では必須だとおもいます。昨今、テレビなどに登場する芸能人達の「国語力」を見てもやはりその人の幼少期からの読書量を覗うことが出来るのではないでしょうか。笑い話ですが、一昔、英語が達者な外交官がフォーマルなパーティの雑談の中で「ロミオとジュリエットをご存知ですか?」と問われて、「あ、ロミオは知っていますがジュリエットは知りませんね。」と答えたとか…
今後とも役立つ記事をお願い致します。