ディクテーション Vol. 2
コラム
2009年10月23日
コラム
2009年10月23日
今回はディクテーションの具体的な方法をもう少し書き足してみます。
読者から下記のような質問をいただきました。
Q:
ディクテーションの方法なのですが、ニュースなどの長い文は当然全てをディクテーションするのが難しく、単文でも次から次へと英文が流れていくうちに聞こえていても書ききれないということがよくあります。
そうした際には、どういうやり方をすればうまくいくでしょうか?シャドウイングよりディクテーションの方がすごく難しいような気がします。
A:
ご質問、ありがとうございます。確かにディクテーションはシャドーイングより時間がかかり難しく感じるでしょう。長い文章をすべてディクテーションするのは不可能に近いものがあります。
私は時計を使い、ディクテーションした時間を記録していた時期があります。1分間の会話を書き取るのに、1時間かかっていました。だんだんと時間は短縮されたものの、最短でも20数分はかかります。
つまり、書き取る作業というのはそれだけで時間がかかるということです。単語ひとつでも、わからないものがあれば、その単語を探し当てるだけでも5分、10分はすぐにたってしまいます。ですので、まずは簡単なものから始めるといいでしょう。でないと、ディクテーションそのものが嫌になってしまいます。
録音音声は嫌になるくらい、何度でも止めます。単語ひとつだけでも止めることはしょっちゅうあります。A→B間で繰り返し聞くことのできる機能がついている機械を持っていれば、10回でも20回でも同じ箇所を流したままにしておいて書き取っていきます。
ほんの数秒分ずつを書き取っていくのです。ニュースでしたら、まずはヘッドラインの部分だけを書き取るようにしてみたらいかがでしょうか?もし、興味のある内容で、もっと英語でそのニュースについて知ってみたいと思ったら、ニュースの詳細をディクテーションしていくのもひとつの方法ですが、それでも1、2分程度のものをおすすめします。それ以上の長さのものは、よほど熟練した人以外はちょっときつい作業かもしれません。
・ まずは、無理のない範囲で始めるのが鉄則。
・ 自分の興味のある内容のものを書き出してみる。
上記を念頭に入れてディクテーションと仲良くしていくのがいいかもしれませんね。
極端な話、ほんの数行のディクテーションを毎日続けること ―― これが基本です。辛い作業ですが、自分がかけた時間の分だけは着実に力となり戻ってくるのがディクテーションの魅力です。
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