<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<rss version="2.0">
   <channel>
      <title>グローバル人材に求められるスキル</title>
      <link>http://www.eigokyoikunews.com/columns/m_otsuka/</link>
      <description>世界を舞台に活躍する際に求められるスキル・思考法などについて解説していきます。</description>
      <language>ja</language>
      <copyright>Copyright 2011</copyright>
      <lastBuildDate>Tue, 30 Aug 2011 16:02:03 +0900</lastBuildDate>
      <generator>http://www.sixapart.com/movabletype/</generator>
      <docs>http://blogs.law.harvard.edu/tech/rss</docs> 

            <item>
         <title>No.19 日本人のグローバル化を阻む３つのマインドセット</title>
         <description><![CDATA[<div><form mt:asset-id="149" class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="global_mindset.jpg" src="http://www.masafumiotsuka.com/global_mindset.jpg" width="300" height="199" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></form><div>うれしいことにグローバル・コミュニケーションについての講演する機会が少しずつ増えてきてます。SNSが急速に普及しているせいか、最近Twitterをノート代わりに使い、ツイートしながら話を聞かれている方が多く、終了後にハッシュタグ（講演中のツイートをまとめてみれる場所）を追えば、自分のメッセージのどこが響いたか、逆にどこが響かなかったかがすぐに分かり、それが貴重なフィードバックとなり次に活かせるので大変ありがたいです。</div><div><br /></div><div>ちょうど先日行ったグローバル・コミュニケーションに関する講演の中で私の考える「日本人のグローバル化を阻む３大マインドセット」について語った箇所が何十回もリツィート（フォローしている人の発言を自分のフォロワーに転送）されていたのを知り、「そっか。ここが響くんだ！次回はもっとここにもっと焦点を当てたストーリー構成にしよう」と、大変勉強になりました。</div></div><br>
<div>主戦消費マーケットが先進国から新興国へ猛スピードで移り変わっている中、英語という言語が世界共通のシンプルなコミュニケーションツールに劇的に変化してきていることはこのコラムで何度も書いてきました。私は英語力はTOEIC 500点もあれば十分だと思っています。その英語力をいかにコミュニケーションツールとしてきちんと使いこなすか。これが非常に重要になります。</div><div><br /></div><div>しかしずっと日本に住んでいると（外国人から見て）我々自身が「独特なコミュニケーションの取り方」をしていることに気付きません。そもそも「他にもコミュニケーションの取り方がある」という発想自体ない方が多い。私は日本人のグローバル化を阻むマインドセットとして</div><div><br /></div><div><ol><li>分からないことがあったらまず自分で調べてから聞きなさい。</li><li>考えはまとめてから話しなさい。</li><li>自分で出来ることは全て自分でやりなさい。</li></ol></div><div><br /></div><div>の３つを今回の講演で挙げました。これらが無意識に我々のDNAに刷り込まれている。そして多くの人がこの「日本人独特のマインドセット」のまま英語を話そうとしている。これこそ「どんなに英語を勉強しても仕事で通用する気がしない」と多くの人を苦しめている真の原因なのではないかと感じています。何しろグローバルはこれとは全く正反対のマインドセットで動いています。</div><div><br /></div><div><ol><li>分からないことがあったらタイミング、頻度関係なくその場で止めて聞く。</li><li>考えは相手を抱き込みながら一緒になって考え、まとめていく。</li><li>自分でなくても出来ることは他の人に任せて、自分の得意なことで貢献する。</li></ol></div><div><br /></div><div>私は帰国子女で日本の小学校教育がすっぽり抜けているので今でも全ての都道府県の位置が分かりません。普通の日本人ならしらなければならない一般常識の多くが欠けており「お前そんなことも知らないのか？」と何度も言われては友人に笑われる。すると恐くて何も聞けなくなる。結果的に本当はその場で確認しなければ行けないのに恥をかきたくないので後で調べるようになってしまう。</div><div><br /></div><div>同じように「君はいったい何をいいたいんだね？」と偉い人に叱られ、何度も恥をかかされると、その場で何か思いついてもきちんと考えを整理してからでないと話せなくなる。だから折角面白いことを思いついてもその場で言わずに黙ってしまう。しかし、黙っていると外国人は「この人何を考えているんだろう？」と不安になります。</div><div><br /></div><div>「何で自分に出来ることを私にやらせようとするんだ？」という態度を少しでも見せられると何だか申し訳なく思ってしまう。だから自然と自分で出来ることは全て自分でやろうとする。ちょうど先週の日経で「日本の労働生産性が他の先進国に比べ3割低い」と書いてあり、その理由として「不必要な会議が多い」など理由が挙がっていましたが、私はそうではなく、人に頼みづらい文化に問題がような気がします。</div><div><br /></div><div>誤解をしていただきたくないのが、何もこの日本人独特のマインドセットが悪いと思ってません。これだけ以心伝心でコミュニケーションが取れる文化は世界でも本当にまれで、いちいち説明しなくても伝わるのは逆に心地よくさえ感じる時があります。</div><div><br /></div><div>しかし、英語を使うときはグローバルなマインドで話す。絶対にミスコミュニケーションを起こしてはならないと強い気持ちを持つ。「大塚さんは英語を話しているときはアグレッシブになる」と言われる。何度も確認作業を行っているからだと思います。ある意味、無意識に２重人格を演じているのかもしれません。。。</div><div><br /></div><div>（講演中のツイートをまとめて下さったTai02さん、ありがとうございました！以下埋め込みます。）</div><br />


<script src="http://togetter.com/js/parts.js"></script><script>tgtr.ListWidget({id:'176197',url:'http://togetter.com/',width:'480px',height:'425px'});</script><br />]]></description>
         <link>http://www.eigokyoikunews.com/columns/m_otsuka/2011/08/post_7.html</link>
         <guid>http://www.eigokyoikunews.com/columns/m_otsuka/2011/08/post_7.html</guid>
        
        
         <pubDate>Tue, 30 Aug 2011 16:02:03 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>No.18 global mindを育てる</title>
         <description><![CDATA[<form mt:asset-id="144" class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="global_seminar.jpg" src="http://www.masafumiotsuka.com/global_seminar.jpg" width="300" height="172" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></form><div>まずはちょこっと告知。7/13(水)19:00〜、7/23(土)13:00〜、8月３日（水）18:30〜と３回、Discussion体験セミナー（無料）をやります。これは９月からスタートする３ヶ月のグローバル人材育成コースの説明会を兼ねたもので実際に英語によるDiscussionを体験してもらいます。参加資格はTOEIC500点以上、社会人経験５年以上のみです。恐らくほとんどの方がDiscussion初体験だと思いますが、そう重く考えずお気楽な気持ちで是非いらしてください。今まで体験したことのない世界へご案内いたします！７月の回のお申し込みは<a href="http://www.myedu.co.jp/csr/hiroba110713.html">こちら</a>。８月の回は<a href="http://global.manabi.st/seminar08032011.php">こちら</a>です。</div><div><br /></div><div>ちょうど先月、この３ヶ月の短期集中プログラムを終えました。英語の問題も含め、「どうしたら日本人がグローバルで活躍出来るスキルを身につけるか」は実は解決された問題ではなく、今まさに、いろいろなところで議論され、試行錯誤が行われている状態であるように感じます。私も今回のプログラムで色々なことを試しました。</div> <br>
<div>いままさに必要とされているのは専門性はもちろんのこと、Communication力（ネイティブ・非ネイティブと相手を問わず）、論理的に考える力、プレゼン力、Creativityなど、世界中のタレントの中に入って自分の個性を最大限に発揮し、貢献していくスキル。イメージで言うと「新興国向けに新商品を企画の段階から世界中のタレントと一緒になって考え、商品化していく。複雑な問題に対しみんなで知恵を出しあって解決していくスキル」。何も日本人がリーダーになる必要がなく、しっかりと世界の一員としてこうしたdiverse（多様）な環境の中で貢献していく、appreciateされる人材が求められています。</div><div><br /></div><div>こうしたスキルをいかに開発するか。今まで「『英語』は英会話スクール」、「『論理的に考える力』や『プレゼンスキル』は研修会社やビジネス専門学校」と個々でスキル開発が行われてきましたが、これではダメではないか。スキルは個別に開発するのではなく、一括りにグローバルスキルとして位置づけ、全てを同時に学べる場を作らないといつまで立っても実践で通用しないのではないかと思い、ここ３年間、いろいろと試行錯誤しながらいろいろとセミナー等をしたりして試してきました。</div><div><br /></div><div>今回ゴールに置いたのは「新興国向けに新商品を企画の段階から世界中のタレントと一緒になって考え、商品化していく。複雑な問題に対しみんなで知恵を出しあって解決していくスキル」の開発でした。週１回の全１２回のコース（１回２時間半）でしたが、はじめの６回でDiscussionのやり方を徹底して学んでいただき、その後は以前<a href="http://www.masafumiotsuka.com/2011/06/creativity-session.html">個人ブログ</a>で紹介させていただいたようなCreativity Sessionをやる。そして９回目から一人一人いま抱えている問題（private, professionalでもどちらでも可）を５分間でプレゼンしてもらい、その場でみんなで知恵を出し合い問題解決をする。そこには当然外国人も入ります。</div><div><br /></div><div>ほぼ全員、英語でのプレゼンは初体験。当然時間外でのプレゼンテーションのコーチングもやります。こうすると一般的にやるgeneralなプレゼンセミナーと違い、きちんと本番があるプレゼンなので何週間も前から参加者は必死に準備する。ストーリーボードの作り方、スライドの作り方も一緒になって考える。リハも当然やってもらう。ほとんどの方は３０回以上リハーサルをしたといいます。</div><div><br /></div><form mt:asset-id="145" class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="business_model_canvas.jpg" src="http://www.masafumiotsuka.com/business_model_canvas.jpg" width="300" height="186" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></form><div>ある参加者は「東京に出て来て８年経つ。もう疲れた。実家に戻り、ガラス屋を継ぎたい。しかしビジネスは左下がり。自分はITリテラシーが高い。このスキルを使ってガラス屋のビジネスモデルを変えられないか。何かいいアイディアがないか？」というプレゼンをしました。私はこの問題解決に以前個人ブログで紹介した<a href="http://www.masafumiotsuka.com/2010/06/business-model-generation.html">Business Model Generation</a>という本に出てくるフレームワークを使ってみんなで考えました（写真を参照）。結構Creativeな面白いアイディアが出て来て非常に楽しいセッションでした。</div><div><br /></div><div>「何でこんなに高いお金を払ってここまでいじめられなければ行けないのか」と笑っていた人や途中で頭痛薬を飲みながら参加していた方もいらっしゃいましたが、常にcomfort zoneから少しずつ飛び出してもらわないと伸びていかない。こういうプログラムはどこにもないのでコース設計はかなり苦労しました。とにかくその週の回が終わってみないと次回何をやるか決められない。教材も全て自作で前の日ぎりぎりまで考えました。</div><div><br /></div><div>先程外国人に入ってもらった話を書きましたが、英会話の先生では意味がありません。来てもらうのは現役のビジネスパーソン。それもそのほとんどがMBAホールダー。すると緊張感も全然違います。国籍でいうとカナダ、ロシア、フィリピン、ブルガリア、ネパールなど非ネイティブな方々が中心。こうした人たちの中に入って自分が通用することが分かると大きく自信がつきます。</div><div><br /></div><form mt:asset-id="104" class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"></form><div>また今回は毎回ustreamという動画配信サイトを使い、受講生にはパスワードを教えて帰ったらすぐにその日のビデオを見て復習出来るようにしてみました。そして後日、私はビデオを全て見直し、一人一人に例えば、「51:10のところでmiscommunicationが起きていた」とか「今回は1:15:30に言った＊＊というコメントが良かった」と個別にパフォーマンスをメールでフィードバックする。ビデオ、フィードバックを見ながら復習出来るので自分の課題がよく見えるので、次の回にその課題に挑戦する。そして再度Feedbackとビデオで確認する。こうしてどんどん自信をつけ、伸びていきます。</div><div><br /></div><div>いままでこのフィードバックを作るのに相当苦労していました。全てビデオを見直し、誰がどの発言を引き出したかマッピング（写真参照）し、個々にフィードバックを書いていくと軽く８時間以上かかってしまいます。しかし今回から<a href="http://www.masafumiotsuka.com/2011/03/freelancercom.html">Freelancer.com</a>で探したインド人に終了後にビデオのテープ起こしをお願いし、全てをスクリプト化（写真参照）、それをみながらコメントを入れていったので３時間くらいこの作業時間を短縮出来ました。スクリプトはなんと６０ページ以上！これを$30-$40で外注出来ること事態、グローバル化の恐ろしさを感じます（笑）。</div><div><br /></div><div><form mt:asset-id="104" class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"></form></div><div><div><form mt:asset-id="147" class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="mapping_script.jpg" src="http://www.masafumiotsuka.com/mapping_script.jpg" width="580" height="200" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></form></div><div>こうして全１２回を終え、「新興国向けに新商品を企画の段階から世界中のタレントと一緒になって考え、商品化していく。複雑な問題に対しみんなで知恵を出しあって解決していく」ベースとなるスキルは身に付いたと思います。「折角身につけたスキルを今後どうやって維持、発展していけば良いのか？」と受講生から質問を受けましたが「いつまでもトレーニングをやっていても仕方がない。もう準備は出来たはず。これ以上高いお金を払ってこういったトレーニングを受けても意味がない。自ら進んで仕事でもプライベートでもこうしたグローバルな環境に飛び込んでいかないとダメ」と（偉そうにも）言ってしまいました。</div><div><br /></div><div>いつまで経っても勉強会に参加している人を多く見かけますが、私はある程度スキルを身につけたら実際にそういった世界に飛び込み、本番を通じてさらにスキル磨いていく。常にリスクをとり、自分のcomfort zoneをどんどん広げていく環境を自ら作っていかないと伸びていかないと思います。面白いことに毎回フィードバックをする為にビデオを見ていますと、「ここでこうすれば良かった」「別の形のロールプレイをした方が盛り上がったのでは」など様々アイディアが出てきます。そしてそれを次の回に試してみる。私も自分のcomfort zoneを広げていたことに気づきました。</div><div><br /></div><div>毎週日曜日の朝という一番休みたい時間帯に、それこそ毎回期待値をどんどん上げられ、イジメに近い状態で２時間以上休憩なくぶっ続けで参加された受講生の皆様、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。Good job and good luck!</div></div>]]></description>
         <link>http://www.eigokyoikunews.com/columns/m_otsuka/2011/07/global_mind.html</link>
         <guid>http://www.eigokyoikunews.com/columns/m_otsuka/2011/07/global_mind.html</guid>
        
        
         <pubDate>Sun, 10 Jul 2011 20:51:19 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>No.17 ユニークな自分の見つけ方</title>
         <description><![CDATA[<form mt:asset-id="138" class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://www.amazon.co.jp/グローバルキャリア-―ユニークな自分のみつけ方-石倉洋子/dp/4492532846/ref=as_li_wdgt_js_ex?&amp;camp=759&amp;linkCode=wsw&amp;tag=manabist-22&amp;creative=3839"><img alt="global_career.jpg" src="http://www.masafumiotsuka.com/global_career.jpg" width="123" height="178" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></a></form><em>..human resources are like natural resources; they're often buried deep. You have to go looking for them. They're not just lying around on the surface. You have to create the circumstances where they show themselves.</em>

(Ken Robinson, TED Conference 2010)

石倉洋子さんの新書、<a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%AB%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%AA%E3%82%A2-%E2%80%95%E3%83%A6%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%81%AA%E8%87%AA%E5%88%86%E3%81%AE%E3%81%BF%E3%81%A4%E3%81%91%E6%96%B9-%E7%9F%B3%E5%80%89%E6%B4%8B%E5%AD%90/dp/4492532846/ref=as_li_wdgt_js_ex?&camp=759&linkCode=wsw&tag=manabist-22&creative=3839">「グローバルキャリア（ユニークな自分の見つけ方）」</a>という本を読み終え、CreativityやInnovation研究で有名なKen Robinson氏が昨年のTED Conferenceで語った冒頭の言葉を思い出しました。

いつも通りスーパー意訳しますと「個人の才能（人的資源）は天然資源と同様、深い所に埋まっている。浅い所にはないので探しにいかなければならない。（だからこそ）こうした才能が自然と浮かびあがってくる環境を作ってあげないといけない」と。

私にはない、羨ましいほどの才能を持っているのに、それに気づかないのか、見て見ぬ振りをしているのか、それを仕事に生かさず、与えられた仕事をつまらなさそうにこなしている人が非常に多く感じます。

それに比べ、楽しそうに、伸び伸びと自分の才能を発揮して仕事をしている人たちがいる。こうした人たちの特徴をみると、そんなに深く考えない。その時面白いと思ったことをとりあえずやってみる。すると何か新しい出会いがあったり、新しいことが見えてきたりして、次は全然違うことをやっていたりする。時にはうまくいかないことがあっても、逆にそうした壁に当たることによって自分の強みや個性を発見していって、どんどん進化する。そして自分にしか出来ない新しいフィールドを自ずと切り開いていく。

 石倉さんは多くの人は今でも「ベスト（best）」になることを目指しているといいます。ベストになること。それには人と同じ土俵で競争しなければなりません。自分が何が好きかとかやりたいかとかは考えない。与えられた環境の中でとにかくベストを尽くす。特に私のような第２次ベビーブーム世代は受験戦争など絶えず競争社会の中で生きてきた為、この感覚が強い。競争に負けない為に常に走り続けなければならない。「やばい。勉強をしなきゃ！」という口癖が直らないのもこうした時代に育ったせいだと思っています（実際に勉強するワケではありませんが・笑）。

 石倉さん曰く、

「自分のキャリア、業界、企業、働く場所などを、自分で決めずに、周囲に任せてしまっている人は意外に多いようです。自分ではそう意識していないとしても、私たちは周囲の期待にこたえよう、周囲の意見を聞いて決めよう、家族に喜んでもらえるような意思決定をしようと思っています。」

 そして「人生において自分が主役である」という感覚が知らずして失われていく。と。

 誰しもが「ユニークさ」を持っていると石倉さんはいいます。ただ、本人が気づいていないだけだと。この言葉には非常に勇気づけられます。

 ユニークな自分を発見する第一歩として、石倉さんはまず「自分を『オープン化』しなければならない」といいます。これには激しく同意します。まず自分はどういう人間で、普段どういったことを考え、何を目指し、何故それが自分に取って大切なのか。こうしたことを発信していく。私は個人ブログやこうしたコラムを通して自分をオープン化しているつもりです。そうすると色々な出会いがあったり、「こういったことを一緒にやりませんか？」と新しいことをするチャンスがもらえる。そしてそれに挑戦することにより、さらに自分のユニークさを発見。それをブログに書いたり人に話したりするとまた何かチャンスが与えられる。こうした良い循環（positive spiral）が自然とまわりだす。

 冒頭のRobinson氏の「（自分の）才能が自然と浮かびあがってくる環境を作り」とはこのことなのではないかと本を読んでいて感じました。よく「ブログを書いていたり、自分をオープン化すると公に誹謗中傷などされることありませんか？」と聞かれますが、正直、全く嫌な思いをしたことがありません。逆にいいことづくめで、周りに自分の個性をより引き出してもらっているように感じます。

 石倉さんは私のビジネススクールの先輩ですが、話しだすと新しいアイディアがどんどん出てきて、無意識のうちに友達口調（笑）になってしまうほどyoung-heartedでいつも良い刺激を受けています。

 「人生そんなにまじめに考えず、思いっきり個性を発揮して、楽しく生きようよ。大きく時代がが変わった今、世界はあなたのユニークさを求めてるんだよ。」と優しく語りかけるような口調で書かれたこの本。現在キャリア形成に悩んでいる２０代、３０代の方々に是非読んでほしいと思います。]]></description>
         <link>http://www.eigokyoikunews.com/columns/m_otsuka/2011/05/no17_1.html</link>
         <guid>http://www.eigokyoikunews.com/columns/m_otsuka/2011/05/no17_1.html</guid>
        
        
         <pubDate>Thu, 19 May 2011 00:39:50 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>No.16 不確実な時代に安定を求める</title>
         <description><![CDATA[<form class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;" contenteditable="false"><img alt="uncertainty.jpg" src="http://www.masafumiotsuka.com/uncertainty.jpg" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0pt 0pt 20px 20px;" width="300" height="267" /></form><i>Uncertainty is the essence of life, and it fuels opportunity.</i><br />--Tina Seelig<br /><br />「不確実な時代に安定を求める。これっておかしい。」先日友人とランチ時に何気なくいったら、「大塚さん、それは違いますよ。不確実な時代だからこそ安定を求めるんですよ。」といわれ、ハッとしました。そして、昨年の週間東洋経済誌で「公務員」が名だたる一流企業を抑え、人気企業ランキングトップに立ったという記事を思い出しました。<br /><br />不確実な時代 → 従来と同じことをやっていては食べていけない → 何か新しい、今までなかったことに挑戦してみよう<br><br>不確実な時代 → 何をしたら良いのか分からない → 確実に、安定収入の入るところにいよう</li></ul>この2つのマインドの違いは何か。「不確実な時代」に「確実なところ」。なんだか頭がこんがらがってしまいます。そんな場所は果たしてあるのか。 <br><br>
<form class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;" contenteditable="false"><a href="http://www.amazon.co.jp/What-Wish-Knew-When-Was/dp/0062047418?&amp;camp=759&amp;linkCode=wsw&amp;tag=manabist-22&amp;creative=3839"><img alt="tine_seelig.jpg" src="http://www.masafumiotsuka.com/tine_seelig.jpg" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0pt 0pt 20px 20px;" width="123" height="185" /></a></form><form class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;" contenteditable="false"><a href="http://www.amazon.co.jp/20%E6%AD%B3%E3%81%AE%E3%81%A8%E3%81%8D%E3%81%AB%E7%9F%A5%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%8A%E3%81%8D%E3%81%9F%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%93%E3%81%A8-%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%89%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E9%9B%86%E4%B8%AD%E8%AC%9B%E7%BE%A9-%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%8A%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%82%B0/dp/4484101017?&amp;camp=759&amp;linkCode=wsw&amp;tag=manabist-22&amp;creative=3839"><img alt="tine_seelig_japanese.jpg" src="http://www.masafumiotsuka.com/tine_seelig_japanese.jpg" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0pt 0pt 20px 20px;" width="123" height="174" /></a></form>冒頭の引用。いつものようにスーパー意訳しますと<i>「不確実性は人生において必要不可欠で、大きな扉（可能性）を開いてくれる」</i>とTina Seelig氏（Stanford大学デザインスクール教授）はその著書"<a href="http://www.amazon.co.jp/What-Wish-Knew-When-Was/dp/0062047418?&amp;camp=759&amp;linkCode=wsw&amp;tag=manabist-22&amp;creative=3839">What I Wish I Knew When I Was 20</a> (邦題：<a href="http://www.amazon.co.jp/20%E6%AD%B3%E3%81%AE%E3%81%A8%E3%81%8D%E3%81%AB%E7%9F%A5%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%8A%E3%81%8D%E3%81%9F%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%93%E3%81%A8-%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%89%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E9%9B%86%E4%B8%AD%E8%AC%9B%E7%BE%A9-%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%8A%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%82%B0/dp/4484101017?&amp;camp=759&amp;linkCode=wsw&amp;tag=manabist-22&amp;creative=3839">「20歳のときに知っておきたかったこと」</a>）"に書いています。<br /><br />「20代の頃、自分がやりたかったことと周りが自分に期待することを区別することが非常に難しかった」と彼女はいいます。周りの期待に応えたい。裏切りたくない。いつしか「自分がやりたいこと」を考えるのをやめ、「周りが期待する自分を目指す」ようになる。特に日本の場合は世間体というものがあり、「周りの期待に応えなければ」と思う傾向が米国以上に強い気がします。<br /><br />そもそも二十歳やそこらで本当に自分がやりたいことなど分かるはずはない。26歳の時、銀行を辞めるとき当時の副支店長に「おまえは26にもなって自分のやりたいことが分からないのか。」といわれ、「そういう副支店長こそ、いま自分の本当にやりたいことをやっているのか」と喉から出掛かかったのを思い出します。<br /><br />銀行を辞め、2年間ニートをやり、MBA留学し、起業。そしてリーマン・ショック以降、激減する売上の中、数ヶ月先の資金繰りしか見えない状況まで追い込まれる。そこで普段だったら絶対に断るような、自分にとっては"high risk"な仕事をやむを得ず引き受け、自分では見えていなかった自分のユニークさに気づき、37歳にしてようやく自分がやりたいことが何となく見えてくる。<br /><br />自分の本当のやりたいことは「スキル、パッション（熱意）、マーケット（経済環境）が交差したとき、初めて見えるてくる」とSeelig氏はいいます。それには何か特別なチャンスが来るのを待っていてはいけない。常に自分から動きまわり、何かに挑戦し、自分のスキルアップや何に熱意を感じるか、またその理由について考える。そこに突然チャンスが現れ、それに乗れるかどうか、リスクが取れるかどうかで決まるのではないか。<br /><br />リーマン・ショックがなければ、「不確実な時代」に入らなければ、このコラムも絶対に書いていなかったと思います。2年以上前の自分に「自分の日ごろ考えていることを公の場で書く」勇気も発想すらもなかった。<br /><br /><ul><li>不確実な時代 → 従来と同じことをやっていては食べていけない → 何か新しい、今までなかったことに挑戦してみよう</li></ul><ul><li>不確実な時代 → 何をしたら良いのか分からない → 確実に、安定収入の入るところにいよう</li></ul>後者のマインドをいかに前者に変えていくか。先週大学で講義を持つ友人に講師代行を頼まれ「38歳の自分が大学時代の自分に戻って伝えたいこと」と題する授業を行ってきました。<br /><br />「二十歳やそこらで本当の自分がやりたいことなど分かるはずがない」といったとき、何だかホッとした空気が流れたような気がしました。どれだけ響いたか分かりませんが、リスクを取り、時には失敗し、恥をかきながらも、本当の自分を見つけ、思いっきり個性を発揮してもらいたいものです。少なくてもそういう人材を世の中は求めています。<br />]]></description>
         <link>http://www.eigokyoikunews.com/columns/m_otsuka/2011/02/no16_1.html</link>
         <guid>http://www.eigokyoikunews.com/columns/m_otsuka/2011/02/no16_1.html</guid>
        
        
         <pubDate>Mon, 28 Feb 2011 22:47:07 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>No.15 二重人格を演じる</title>
         <description><![CDATA[<form mt:asset-id="117" class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;" contenteditable="false"><img alt="dual_personality.jpg" src="http://www.masafumiotsuka.com/dual_personality.jpg" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0pt 0pt 20px 20px;" width="300" height="215" /></form><i>"...a language is not just a body of vocabulary or a set of grammatical rules. A language is a flash of the human spirit. It's a vehicle through which the soul of each particular culture comes into the material world."</i><br />--Wade Davis (人類学者)<br /><br />どうも私の周りに竹中平蔵さんが嫌いな人が多い。しかし周りの外国人に聞いてみると、彼を悪くいう人は少ない。日本について書かれた海外の新聞や雑誌の記事には彼のコメントがよく引用されています。<br /><br />「あいつ、何なんだ。欧米人かぶれしやがって。」こう言われる人を良く見かけます。私も一部の人にきっと言われているに違いません。特に帰国子女や国外でMBAなど留学された方や、外資系企業に勤め始めた方がこうして言われるケースが多いように感じます。12歳で帰国し、「彼は外人だから」といわれるのが嫌で嫌でたまらず、一生懸命日本社会に溶け込もうと努力してきた私としてはこれを聞く度に心が痛みます。<br /><br />中学1年生の時は帰国子女しかいないクラスにいたので気になりませんでしたが、中学2年以降、常に日本社会に入っていけない疎外感を感じていました。高校時代は帰国子女であることを隠そうとしていました。当然英語の授業では発音を日本人訛りに変える。正直16歳から留学する28歳までまともに英語を話した記憶がない。<br /><br />そういうと「嫌味な奴」とか「何で？帰国子女とは羨ましいのに」と言われますが、そういう人達は子供の残酷さをまるで分かっていない。「出る杭は打たれる」、これは大人の世界より子供同士の世界の方が遥かに厳しい。大人は所属する組織（会社）を辞めることができます。対して子供には逃げ場がない。変に目立たぬよう、細心の注意を払って過ごしてきました（周りにはそうはみえてなかったようですが・笑）。これは何も私だけではなく、私の周りにいた多くの帰国子女も同じように何とか日本社会に溶け込もうと必死でした。<br /><br />だからこそ、大人になって留学や海外赴任などをして、すっかり海外で学んだやり方、身につけたマインドのまま日本社会で突っ走ろうとする人や「だから日本人はダメなんだ」と日本人を見下す態度を取る人を見ると、非常に残念に思ってしまいます。「うまくバランスとろうよ」と。<br /><br />冒頭の引用。これはWade Davisという人類学者がTED Conferenceで語った言葉で、いつも通り、スーパー意訳しますと、「言語というのは単純に語彙や文法の集合体ではない。言語とはそれを使用する民族の精神・文化（・価値観の全て）を表す鏡である」と。この彼の言葉に大きなInspirationを感じます。<br /><br />最近講演やセミナーでグローバル・コミュニケーションについて話す機会が増えてきましたが、常に「日本用と英語用の顔を両方持つべき」といっています。これはどちらが正しいとか間違っているとか言っているのではなく、「言語が民族の精神・文化を映し出す鏡」である以上、使用する言語の「精神・文化・価値観」をしっかり理解した上でマインドを切り替えて使わないといけません。<br /><br />「自分達の精神・文化・価値観」をベースに他言語を、又は自言語を「他言語の精神・文化・価値観」をベースに使用すると大火傷します。これだけは身を持って体験しましたので自信を持って言えます（笑）。]]></description>
         <link>http://www.eigokyoikunews.com/columns/m_otsuka/2010/12/post_6.html</link>
         <guid>http://www.eigokyoikunews.com/columns/m_otsuka/2010/12/post_6.html</guid>
        
        
         <pubDate>Fri, 17 Dec 2010 15:07:25 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>No.14 教育と雇用の深刻な関係</title>
         <description><![CDATA[<form class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;" contenteditable="false"><img alt="childrens_future.jpg" src="http://www.masafumiotsuka.com/childrens_future.jpg" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0pt 0pt 20px 20px;" width="300" height="145" /></form><i>「募集されている仕事が全然埋まらず、失業率が高く推移している。もしかしたら求められている人材が教育されていないのではないか。」<br /><br /></i>10月2日付英エコノミスト誌に米国に関する<a href="http://www.economist.com/node/17148968">面白い記事</a>を発見。アル・ゴアをノーベル平和賞にまで導いた映画「不都合な真実」の製作スタッフが今度は上記質問に挑むドキュメンタリーを作ったとのこと。<br /><br />このドキュメンタリーの中にワシントンDCの教育長Michelle Rhee氏が市長の全権委任の元、「優秀な先生は給料を倍増させる。その代わりtenure（終身地位の保証）制度を止め、先生には業績に応じた給与システムを受け入れてもらう」ことを全米先生組合に提案するシーンがあるといいます。<br /><br />もちろん組合は大反対。つい最近行われた次期市長を決める民主党の予備選において同組合は対立候補に約1億円寄付し、現市長は負け、Rhee氏と共に政治の舞台を去るといいます。そして組合にとってより好意的な市長が誕生する。<br /> <br /> 普段であれば大したニュースにならなかったようなこの事件。冒頭の社会情勢とあって、注目を集めているようです。新興国の教育インフラが急ピッチで整備されていく中、今までと同じような教育を繰り返し行っても、従来のアメリカ内で行われていた仕事が国外に出て行くばかりで、雇用のミスマッチが一向に解消されない。<br /><br />MIT（マサチューセッツ工科大学）のDavid Autor氏によると現存する雇用は低賃金と高賃金に偏り、その中間層の雇用が生まれていない。特にホワイトカラーや工場労働者にたいする需要が2007年から2009年までに8％も減ったとのこと。そしてこれは教育格差によって生まれていると指摘しています。<br /><br />いま、どの国の政治家も政策の第一目標を「雇用」と叫んでいます。雇用を生むのは政治家ではありません。時代の要請に応じた人材を育成すること。教育が益々大切になります。そういった時代背景からか、最近、世界を知った若い人たちが高給を捨て、よりやりがいを求めて教育の世界に飛び込んできています。これには希望が持てます。<br /><br />最近、Rhee氏がOparah Winfrey氏の番組に出演したようです。この番組は日本で言えば「徹子の部屋」の数百倍影響力がある米国のモンスター番組といわれています。その中で、Rhee氏は教育改革について熱く語り、最後にスタンディングオーベーションが起きたようです。<br /><br />このドキュメンタリー、タイトルが"Waiting for 'Superman'."といいます。公立の学校において悪い先生をクビに出来ないのであれば、良い先生がいる学校に入学希望者が殺到します。そして人生を決める一大抽選会が行われる。予告編からそれを垣間見ることが出来ます。人生を抽選に任せてしまって良いのか。大変重いテーマです。是非以下の予告動画をご覧ください。<br /><br /><br /><object width="512" height="308"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/ZKTfaro96dg?fs=1&amp;hl=ja_JP&amp;rel=0" /><param name="allowFullScreen" value="true" /><param name="allowscriptaccess" value="always" /><embed src="http://www.youtube.com/v/ZKTfaro96dg?fs=1&amp;hl=ja_JP&amp;rel=0" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="512" height="308"></object>]]></description>
         <link>http://www.eigokyoikunews.com/columns/m_otsuka/2010/10/post_5.html</link>
         <guid>http://www.eigokyoikunews.com/columns/m_otsuka/2010/10/post_5.html</guid>
        
        
         <pubDate>Tue, 12 Oct 2010 07:39:52 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>No.13 宇都宮のキセキ</title>
         <description><![CDATA[<form mt:asset-id="103" class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;" contenteditable="false"><img alt="Utsunomiya.jpg" src="http://www.masafumiotsuka.com/Utsunomiya.jpg" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0pt 0pt 20px 20px;" width="300" height="225" /></form>"Every student is unique and brings contributions that no one else can make"<br />--Paul Baker<br /><br />以前コメント欄でちょこっと書きましたが5月27日～7月29日まで毎週木曜日（計10回）、毎回2時間、宇都宮大学で「"英語発信能力"養成講座」という社会人向け公開講座を受け持たせていただきました。この公開講座は英検に協力して頂き実現したもので、以前個人ブログで紹介しました<a href="http://www.masafumiotsuka.com/2009/08/step-bulats.html">STEP BULATSのSpeakingテスト</a>（英検がケインブリッジ大学と一緒に開発した面接形式でビジネスコミュニケーション力を測るテスト）を効果測定として講座のBeforeとAfterで受講生に受けてもらう形式で行うものでした。<br /><br />この試験。我々英語業界の中では対策が立てづらい試験として有名です。何しろ単語一つや二つ出来たから10点上がるのような試験ではない。1対1の面接試験で、実際にビジネス上で起こりえるタスクが与えられ、どれだけ英語をコミュニケーションツールとして使いこなせるか、本質的なコミュニケーション力が問われます。<br /><br />例えば来月退職する同僚の退職パーティーを企画するというというロールプレイ。まずは上司からどんなイメージのパーティーを考えているのかその概要を聞き出すタスクが与えられる。そしてその後にに「退職パーティーを成功させる条件とは何か」についてDiscussionする。結果は点数ではなく6段階評価並びにその各段階の中で上・中・下で評価される。そして、その評価から「公式の議論とミーティング」「目的達成の為の共同作業」「情報の交換」など10項目の場面に応じたCan do (英語を使って出来ること)を細かく教えてくれる珍しい試験です。詳しい評価表は<a href="http://manabi.st/materials/news/a-1282656413.pdf">こちら</a>をご覧ください。<br /><br />対策が立てづらいので企業の人事もなかなか採用しづらい。人事担当者も常に上司に評価されている立場なので選んだ教育プログラムで結果を出さなければなりません。効果測定として対策が立てやすいTOEIC（R)を選んでしまうのも無理がありません。STEP BULATSのSpeakingテストは一つの段階を上げるのに最低180時間の訓練が必要であるとケインブリッジ大学が公式見解として出しています。今回はそれを2時間×10週間の計20時間でどれくらい上がるか測るという。<br /><br />でも対策が立てづらいテストであれば、こっちからすれば逆にチャンス！例えダメでも学ぶことはあっても失うものはない。これまで様々なところでDiscussionのセミナー単発でやってきましたが、単発ではなく固定メンバーでじっくりとをDiscussionを学ぶ場を作りたいと思ってきました。そして、以前この試験を実際に受けてみて、「これだったら私の理想とする英語によるコミュニケーション力を測定するテストとしていいかも」と思っていましたので、今回英検さんにお願いし、宇都宮大学の公開講座という場を作っていただき、週1回、毎回2時間、計10週間、15人前後の受講生を相手にじっくりと「英語によるDiscussionの行い方」学ぶ講義を行いました。あっという間の10週間でしたが講義全て終わり、先日効果測定の結果も出ました。結果はそれは飛び上がるほどうれしいものでした。<br /><br />しかし結果云々より、今後のグローバル人材教育の大きなヒントをこの講座を通じて得ましたのでここで一度整理したいと思います。長文になりますがご容赦ください。<br /><br />今回初めから決めていたことは３つ。<br /><ol><li>英会話はやらない。英語単語・英語表現も教えない。</li><li>毎回誰でも感情移入できるような課題を持って行き、その場でDiscussionを通じて解決に導く講義のスタイルを貫く。</li><li>講座を全てビデオ取りし、後日それを見直し、一人一人に対し、そのパフォーマンスをメールでFeedbackする<br /></li></ol>参加者は15人前後。年齢（20代から60代まで）、英語力（TOEIC300点台から800点代後半まで）、職業（主婦・大学職員・エンジニア・ビジネスパーソン）と全てバラバラの中で果たしてそんなことは可能か。と言っても今までこのブログで「英語力は関係ない」と散々言ってきたので後には引けません（笑）。<br /><br />例えば第2回の講義ではこんなDiscussion教材を用意していきました：<br />1964年の深夜、ニューヨークである殺人事件が起きました。ある若い女性がアパートが立ち並ぶ空き地で38人の目撃者に見守られながら殺されたという事件です。この38人は女性が35分にわたって3回もナイフで刺されたのを見ていたにも係わらず、誰も警察に連絡しなかった。この事実を知った記者は「なんて社会は冷たくなったのだ」と嘆いたといいます。<br /><br />講義はまずはペアを組んでもらい、片方にこのストーリー（日本語でかかれたもの）を渡し3分間の準備時間を与えるところからはじめます。辞書は使わせない。今もっている語彙の範囲内でシンプルな単語を使い、時には身振り手振りを交え、最悪紙に単語や絵を描くなど、どんなことをしてでもストーリーを伝え切ってもらう。それも準備中にとったノートは見ないで相手をみて話してもらう。<br /><br />聞くほうもただ黙って聞いているのではなく、確認作業を絶えずしながら聞く。分からない単語が出てきたらすぐに止め、その意味を聞く。どこまで理解して何が理解できないのか、どんなことをしてでも話の内容を理解しようとする。英語を使ったコミュニケーションではActive Listeningというコミュニケーションの取り方は絶対に出来なくてはいけません。以前「<a href="http://www.masafumiotsuka.com/2009/08/active-listening.html">Active Listeningを見える化する</a>」という記事で書きましたのでご存じない方はご覧ください。とにかく理解できるかどうかは話し手だけの責任ではなく、聞き手も同等の責任を負います。<br /><br />説明も一段落したところで、聞き手側を一人指名して全員の前で私に自分が聞いたストーリーを説明してもらう。こう書くと何だかイジメているみたいな感じがしますが（笑）、もちろんフレンドリーな環境作りを意識して（そう思っているのは私だけ！？）やってもらいます。こうして今度は私がActive Listeningの見本を見せます。その後、間違った箇所についていろいろな人を指名し、正していく。そして全員が理解したところでドーンとDiscussionに入っていきます。<br /><br />あっ、そうだ。Discussionの話に入る前にDiscussionのルールについて説明しなければなりません。これは私が勝手に作ったルールですが：<br /><ol><li>どんなことをしてでも話題に喰らいついていく。</li><li>何か思いついたらまとまってなくてもとりあえず言ってみる。</li><li>楽しむ。<br /></li></ol>Discussionは前の発言に乗っかって議論がどんどん進んでいきますので一瞬でも分からなくなったら終わりです。どんなに簡単な単語、例えば"police"でも、聞き取れなかったら"wait!"といって確認をしなければならない。こうしてどんなことをしてでも話題に喰らいついていくということがもっとも重要になります。そして喰らいついていく過程で何か思いついたら紙に書いたり考えをまとめようとせず、とにかく言ってみる。<br /><br />何故か？まとめようとしている間はまずDiscussionを聞いていない。置いていかれてしまいます。例えまとまっても、いざ発言しようと思ったときにはもう話が先に進んでいて発言するタイミングを逸してしまっている可能性が高い。いったん過ぎた話を戻すのはルール違反になります。<br /><br />そして最後は楽しむこと。DiscussionはDebateではありません。Debateは一回立場をはっきりさせ、どんなことをしてでもそれを守り通すゲームでみんな協力して解決案を考えていくDiscussionとはまるで違います。時には突拍子もないCreativeなアイディアを出しながら笑い、時には真剣に自分がその女性だったら何が出来たかを考えながらDiscussionを進めていく。<br /><br />でもこのルールを守るのは本当に難しい。「まずは自分で調べてから聞きなさい」「考えはまとめてから話しなさい」と小さい頃から言われ、育ってきたのにいきなり逆をやれといわれても困ってしまいます。このマインドを壊すことがこの講座の前半の目標でした。<br /><br />さて、少し話題が逸れてしまいましたが、先程の殺人事件のDiscussionのテーマは<br /><ul><li>38名だれも電話しなかったのは記者がいうように「社会が冷たくなったこと」だけが原因か。</li><li>女性は何をしたら助かることが出来たか。<br /></li></ul>これには答えがない。女性が助かった方法は100通り以上はあるでしょう。大切なのはみんなでその場で声に出しながらああでもないこうでもないとアイディアを出し合って考えていくプロセスであり、それがDiscussionとなります。私はファシリテーター（司会者）に徹し、Discussionを前進させるために大きな質問を投げかけるなど進行役に徹します。<br /><br />とにかくはじめは手などあがるはずもなく、こちらからバンバン当てていき、発言させる。当然みんな戸惑い、「アウアウ」しながらも何か一言でも話せば、聞き手である私が50％の責任を負いますから必ずいいたいことを引き出し、議論が前進させていく。いつ当たるか分からないのでとにかくみなさんすごい集中します。<br /><br />こうしてはじめは戸惑いながらも少しずつやり方に慣れて行きます。わからない単語や表現、意見が出てきたら、私が教えるのではなく、分かる人に説明させる。こうしながら女性はどうしたら助かったかについてみんなで考えていく。そしてある一定の解決策が出てくる（かなりCreativeなものが出てきました）。<br /><br /><form mt:asset-id="105" class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;" contenteditable="false"><a href="http://www.amazon.co.jp/What-Best-College-Teachers-Do/dp/0674013255?&amp;camp=759&amp;linkCode=wsw&amp;tag=manabist-22&amp;creative=3839"><img alt="ken_bain.jpg" src="http://www.masafumiotsuka.com/ken_bain.jpg" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0pt 0pt 20px 20px;" width="116" height="176" /></a></form><form mt:asset-id="107" class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;" contenteditable="false"><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%83%99%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%B5%E3%83%BC-%E9%AB%98%E7%AD%89%E6%95%99%E8%82%B2%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA-%E3%82%B1%E3%83%B3-%E3%83%99%E3%82%A4%E3%83%B3/dp/4472403625?&amp;camp=759&amp;linkCode=wsw&amp;tag=manabist-22&amp;creative=3863">
<img alt="best_professor.jpg" src="http://www.masafumiotsuka.com/best_professor.jpg" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0pt 0pt 20px 20px;" width="123" height="172" /></a></form>そしてこのDiscussionを全てビデオ取りし、後日それを私が見なおし、一人一人に対し、そのパフォーマンスをメールでFeedbackしました。何故そうしたか。今回講義を設計するにあたって"<a href="http://www.amazon.co.jp/What-Best-College-Teachers-Do/dp/0674013255?&amp;camp=759&amp;linkCode=wsw&amp;tag=manabist-22&amp;creative=3839">what the best college teachers do </a>(邦題：<a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%83%99%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%B5%E3%83%BC-%E9%AB%98%E7%AD%89%E6%95%99%E8%82%B2%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA-%E3%82%B1%E3%83%B3-%E3%83%99%E3%82%A4%E3%83%B3/dp/4472403625?&amp;camp=759&amp;linkCode=wsw&amp;tag=manabist-22&amp;creative=3863">ベストプロフェッサー</a>　Ken Bain著）"という本を参考にしました。この本、アメリカの大学で最も評価されている人気教授の教え方についてかなり細かく書いてあり、教育に携わる方全員に読んでいただきたい本です。学びの場の作り方やFeedbackの重要性についてこのように書いています。<br /><br /><ul><li>(Best) Professors ask how they can encourage students to think aloud and create a nonthreatening atmosphere in which they can do so. They seek ways to give students the opportunity to struggle with their thoughts without facing assessments of their efforts, to try, come up short, receive feedback on their efforts, and try again before facing any "grading."<br /><br /></li><li>If students can't learn to judge the quality of their own work, then they haven't really learned.<br /></li></ul>要はきちんと自分の貢献に対する評価が分からないと学べない、成長がないと言うことです。面白いことにほとんどの受講生たちは自分がDiscussion中に行った発言に自信を持たないで帰っていく。例えばDiscussionですごく貢献したと思った人から講義終了後に以下のようなメールをいただきました。<br /><br />&gt; 講座の後（話すぎちゃったとかトンチンカンな答えだった<br />&gt; のかなぁ～？？とか）なぜかものすごく恥ずかしい！という<br />&gt; 感情とネガティブな気持ちがでてきてしまいました。<br /><br /><form mt:asset-id="104" class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;" contenteditable="false"><img alt="mapping.jpg" src="http://www.masafumiotsuka.com/mapping.jpg" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0pt 0pt 20px 20px;" width="300" height="223" /></form>このまま放置していては絶対に伸びません。そこで講座終了後に鍵となる発言をマッピング（右写真を参照）し、「あなたの『＊＊』発言がだAさんの『＊＊』という発言を引き出し、それが結果としてBさんの結論の『＊＊』を導いた。あなたのその発言がなかったらBさんの結論は出なかった」ことを伝える。話題に喰らいついていっている以上、場違いな発言等ありえないと言うことを毎回その人の発言を例にしっかりと伝える。その他良かったと思ったこと、次にチャレンジして欲しいというようなことも書いておく。<br /><br />すると次の週、別人となって出てきます。自分がどのように貢献しているのかが分かると自信が出てきます。こうして10週間続け、最終回には受講生同士が自ら英語でInteractionを図る素晴らしいDiscussionを行えるまでレベルが上がっていきました。その中で、自然とAさんは特攻隊長、Bさんはクリエイティブ部門、Cさんは分からなくなりそうになると一度議論を止め、確認作業をする、Dさんは全体のまとめ役などそれぞれがいい意味で個性が出てきだしたのも見ていて非常に面白かったです。<br /><br /><form mt:asset-id="106" class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;" contenteditable="false"><img alt="bulats_results.jpg" src="http://www.masafumiotsuka.com/bulats_results.jpg" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0pt 0pt 20px 20px;" width="238" height="259" /></form>そして肝心のAfterの試験結果が、プライベートレッスンでもないたった20時間の講義時間で、英検の担当者が驚くくらい、皆さんの成績がアップしました（左図を参照）。<br /><br />どうもこのB1とB2というのが大きな壁らしく、三井物産では海外出張に出してもらうにはB2(3-)以上ないと行かせないというルールがあるようです。このB2(3-)というレベルは「日常・非日常的な公式の議論に積極的に参加できる。自分の専門分野に関連した事柄なら、議論を理解し、話し手が強調した点を詳しく理解できる。自分の意見を述べ、説明し、維持することが出来る。代案を評価し、仮説を立てたり，反応したりできる。」というもので、今回3名このレベルに達し、既にB2(3-)以上の持っていた3名を除き、全員レベルアップしたところを見ると、皆さん大きな自信がついたと思います。<br /><br />少なくても英語を話しているときに限っては「まずは自分で調べてから聞きなさい」「考えはまとめてから話しなさい」というマインドを完全に払拭し、「分からなければ聞けばいいじゃん」的などこにいっても堂々としていられる自信を得たと最終講義で感じました。<br /><br />今回やってみて感じたことは以下の3点。<br /><ul><li>マスで教育する時代は終わった。これからは一人一人の個性をどうやって引き出すか。コーチング的要素がより重要性を増す。</li><li>英語力は関係ないといいつつもTOEIC 500点（英検準2級レベル）の英語力は必要。それ以上は必要ない。</li><li>単発のDiscussionセミナーではダメ。じっくりと2時間半のDiscussionを週1回、最低3ヶ月程度、固定メンバーでやらないと効果がない。<br /></li></ul>ただコーチングに関しては本当に大変な作業でビデオを見直して、分析して、一人一人にFeedbackを書くと軽く6時間は越えてしまう。どうやったらスケール出来るか。ここは問題です。また、英語力に関して言えばいままで「あまり関係ない」と言ってきましたがやはりTOEIC 500点（英検準2級）は必要かなという考えに変わりました。600あれば十分。それ以上は必要ない。逆にTOEIC 800点以上もっていたりすると、自分の考えよりも英語の話し方にこだわってしまったり、変に周りと英語力を比較し、遠慮しだしたりするケースが多く、逆にDiscussionに積極参加できなくなったりします。<br /><br />People can change, and those changes--not just the accumulation of information--represent true learning.<br />--Ken Bain<br /><br />今回の宇都宮大学の公開講座。非常に勉強になった内容の濃い10週間でした。そして上記引用通り、人は何歳になっても変われるという本当に良いものを見せてもらった気がします。<br /><br />これにプライベートレッスンをカスタマイズして行えばどんなシナジーを生み出せるか。また少しずつネイティブ・ノンネイティブの外国人も入れていくのも効果があるように感じました。こうして新しいことを考えるとワクワクしてきます。今度はもう少し大きなスケールでチャレンジしたいと思います。]]></description>
         <link>http://www.eigokyoikunews.com/columns/m_otsuka/2010/08/no13_1.html</link>
         <guid>http://www.eigokyoikunews.com/columns/m_otsuka/2010/08/no13_1.html</guid>
        
        
         <pubDate>Thu, 26 Aug 2010 23:37:17 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>No.12 世界の共通語 『グロービッシュ』  </title>
         <description><![CDATA[<form style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image" contenteditable="false" mt:asset-id="84"><a href="http://www.amazon.co.jp/Newsweek-%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%AF%E6%97%A5%E6%9C%AC%E7%89%88-2010%E5%B9%B4-30%E5%8F%B7-%E9%9B%91%E8%AA%8C/dp/B003O9D9TS/ref=pd_sim_b_5"><img style="MARGIN: 0pt 0pt 20px 20px; FLOAT: right" class="mt-image-right" alt="newsweek20100630.jpg" src="http://www.masafumiotsuka.com/newsweek20100630.jpg" width="200" height="200" /></a></form><i>かつて正当なイギリス英語から「より民主的な」アメリカ英語に移行した英語は、今度は世界の誰でもが使える新しい道具に変わろうとしている。</i><br /><br />冒頭は6月30日付ニュースウィークの記事<a href="http://www.amazon.co.jp/Newsweek-%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%AF%E6%97%A5%E6%9C%AC%E7%89%88-2010%E5%B9%B4-30%E5%8F%B7-%E9%9B%91%E8%AA%8C/dp/B003O9D9TS/ref=pd_sim_b_5">「英語じゃなくてGlob・ish -簡易型英語が世界の新たな共通語に-」</a>からの引用。リーマン・ショック以降、主戦マーケットがアメリカから新興国に移る中で、国際言語化した英語。「英語の性質が変わっているのではないか」とセミナーやこのブログを通じて問いかけてきたことが、まさに分かりやすく、より深く突っ込んで書かれており、何だかずっと探し続けてきた財宝を掘り当てた気分になりました。<br /><br />記事では日本IBMの元幹部が「英語が母語ではない人が話す英語の方が欧米人よりずっとうまく韓国人や日本人顧客と意思疎通を図れると気づいた」こと。そしてこうした人たちは共通してシンプルな単語しか使わない。必要な語彙（英単語数）は1,500語で十分だと分かり、この1,500語で Communicateする簡易型英語を「グロービッシュ」と命名したと書いてあります。<br />

例えば"Nephew (甥)"という単語。こんな単語は知らなくて良い。"the son of my brother（きょうだいの息子）"と説明すればよい。結局いくら難しい単語、例えば"oath（誓約）"という単語を使っても、非ネイティブ圏では"What does 'oath' mean?"と聞かれ、結局は"words of honor（誓いの言葉）"というグロービッシュ（簡易型英語）での説明を余儀なくされる。だったらはじめからシンプルに誰でも分かる簡単な単語を使った方が、より円滑にCommunicaitonが図れる。これには大きく頷かされました。載っていた文章例も面白い。<br /><br />アメリカ英語<br />Native English speakers can't quite hack it when they need to dumb down to the 1,500 key words. The language they have to speak or write is expected to be kosher, if not perfect.<br /><br />グロービッシュ<br />Native English speakers have great difficulties when they want to reduce their words down to the 1,500 key ones. On top of that the language they have to speak or write is expected to be correct, if not perfect.<br /><br />この1,500を例にGlobishを説明するセンスの良さはさすがNewsweekです（笑）。<br /><br />語彙数が1,500。英検、TOEIC(R）を運営するETSの公式見解ではありませんが、いくつかのウェブサイト*を調べてみたところ英検で合格に必要な語彙力は4級で1,100～1,300 words、3級で2,100～2,500 words必要だとのこと。TOEIC(R)でいえば500点＝2500～3000語程度の語彙レベルだといいます。<br /><br />「英検4級以上と3級未満の語彙力で十分！？」<br />「TOEIC(R) 500点でoverqualified (必要以上)！？」<br /><br />既に我々にはグロービッシュを話す語彙力は備わっており、これ以上英単語や英表現を覚える必要はない。シンプルな単語をいかにうまく使うか。既に持りあわせている語彙を「どう操るか」を訓練するほうが余程重要。これがまさに英語力を身につけるのではなく、英語による「コミュニケーションの取り方」を学ぶことの重要性を指します。裏を返せば、相手が分からない単語を使ったらグロービッシュに簡易化させても良いというマインドを持つことがより重要になってきます。<br /><br />時代が大きく移り変わろうとしているのに周りを見渡すと、英語勉強する者も指導する側も過去のやり方から抜け出せず、未だにネイティブを目指そうとしている。<br /><br />普通こういった記事が出ると英語業界関係者で話題になりますが、あまり話題になっているような気がしません。私自身、誰かに教えてもらったわけではなく、偶然ある会社の待合室で見つけ、知ったほどです。<br /><br />この記事、英語業界関係者にとって都合が悪い。これが本当だとすると多くの英会話学校はネイティブを目指させる従来のカリキュラムを大きく変えなければならず、またTOEIC(R)の点数も500点で"overqualify"となるとETSにとっても都合が悪い。ほとんどの大企業が目標にしている730点も意味がなくなってしまいます。<br /><br />英語じゃなくてGlob・ish。そろそろ現実を直視する時期に来ているかもしれません。<br /><br />＊参照したウェブサイト<br /><a href="http://www.eigokentei.net/">http://www.eigokentei.net/</a><br /><a href="http://www.eigo-eikaiwa.com/0013.html">http://www.eigo-eikaiwa.com/0013.html</a><br /><a href="http://allabout.co.jp/gm/gc/58085/">http://allabout.co.jp/gm/gc/58085/</a>]]></description>
         <link>http://www.eigokyoikunews.com/columns/m_otsuka/2010/07/post_4.html</link>
         <guid>http://www.eigokyoikunews.com/columns/m_otsuka/2010/07/post_4.html</guid>
        
        
         <pubDate>Tue, 20 Jul 2010 14:39:07 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>No.11 変化のスピードについていけるか</title>
         <description><![CDATA[IBMが隔年で発表しているGlobal CEO Report。<a href="http://www-935.ibm.com/services/us/ceo/ceostudy2010/index.html">2010年版</a>が先日出ました。これはIBM社が1,500名社以上のグローバル企業のCEOと直接面談し、世界のトップが今後の世界情勢をどう見ているか、そしてそれにどう対処していこうとしているかを調査したものです。

今後の世界動向を占う上で、とても分かりやすく書いてあり、このレポートを通じて、今後どういった人材が求められているのか大いに参考になります。2008年度のレポートではグローバル企業の成功条件の一つとして「世界中のタレント（人材）の活用」が挙げられていたことが非常に印象的でした。私は日本企業がこの「世界中のタレントの活用」を行うには

「肩書きや国籍に関係なく、世界中の人々とオープンなCommunicationが取れる人材」
「英語によるDiscussion・問題解決の場で積極的に参加・貢献していける人材」

の育成が急務であると思い、前回の<a href="http://www.ustream.tv/user/masafumiotsuka">Ustream（インターネット放送局）で公開したワークショップ</a>をはじめ、いろいろなプログラムを考えてきました。今回のレポートを読み、リーマンショック以降の激変した世界環境を肌で感じるとともに、果たして日本企業がこの変化のスピードについていけるのか、大いに不安になりました。

まずは<a href="http://www-935.ibm.com/services/us/ceo/ceostudy2010/index.html">"Global CEO Report 2010"</a>を簡単に要約しますと、

<ul><li>世界のビジネス環境は今後5年間、かつて考えられなかったほど「複雑化」していくこと。</li><li>半分以上のCEO（最高経営責任者）がこれに対処していく自信がないと答えていること。</li><li>「複雑化」する時代に最も求められるスキルはCreativityであること。</li><li>今後5年間、企業は全く新しいSource（製品・サービス）から現在の売上以上の収入が挙げられるかが成功（生き残り）のカギであること。</li><li>その為、顧客のニーズをいかに早く吸い上げ、商品化に持っていけるか。そのスピードはかつてないほど高まっていること。<br /></li></ul>などが挙げられていました。

さてここからが私見。このような時代にどのような人材が求められるのか。2008年時の「世界中のタレントの活用」はもう常識であり、ゲームはより次元の高いレベルに移っています。今後世界成長の70％が新興国で起こるといわれています。今後、億単位で出現する新規消費者層。多様化するニーズをいかに素早く、正確に捉え、それを商品・サービスに結び付けていくか。以前<a href="http://www.eigokyoikunews.com/columns/m_otsuka/2010/04/no9.html">"いま世界で何が起こっているのか"</a>という記事を書きましが、そこでは従来の発想が全く通用しない。Creativityが重要というのも頷けます。

Creativityには2つのスキルが重要になります。一つはRisk taking。もう一つは高度なCommunication力。

以前私の個人ブログに<a href="http://www.masafumiotsuka.com/2009/10/one-risk-one-day.html">"One risk, one day"</a>という記事にも書きましたが、Creativityを発揮する究極的なマインドセットとして
「最近何か失敗をしたか。恥をかいたか。失敗や恥をかいていないことは自らのcreativityを放棄している何よりの証拠である。」
--Roger von Oech氏
という言葉を紹介しました。保守的な日本の大企業でこうしたマインドが果たして育っているのか。逆にこうしたマインドを持った人は真っ先に潰されているような気がします。

また、発想の切り口からCreativityを考えると、新たな発想は異なるものの考え方がぶつかって生まれるケースが多い。そういった意味で、異なる人種・価値観を持つ者同士が、Discussionを通じて新たな発想生んでいく。それも今後5年間で全く新しいSourceから現在の売上以上の収入を得るとなると、以前とはスピード感がまるで違います。パッと集まって、すぐに決め、実行に移し、解散。

Risk takingも結局は周りを抱き込んでいく、それも顧客を含むありとあらゆるレベルの人たちとCommunicateして、ことを起こしていくスキル。考えるだけでゾッとしてしまいます。そもそも私にそれだけのスキルが備わっているのか。正直、自信がない。

最近、企業研修で新しい商品やサービス、ビジネスモデルを考えるワークショップが出来ないか。真剣に考えています。でもそれにはどうしても障害が出てくる。新興国相手のビジネスの新規アイディアを日本人同士で日本語でやっても意味がない。世界中の人材と英語で行うワークショップ。それにはどうしても英語によるDiscussionが出来なければ話になりません。

今月から宇都宮大学で「"英語発信能力"養成講座」という公開講座を週1回行っています。参加者は20名弱。英語力がバラバラ（TOEIC300点台～900点台）でもトレーニング（というよりマインドを少し変えるだけ）でDiscussionは行えることを証明したくはじめました。先日3回目を終えたのですが、手ごたえを感じています。

「受験としての英語」「ただの英会話」ではない、社会に出て役立つ「英語によるコミュニケーションの取り方」をいかに早い段階でシンプルに身につけさせるか。常に考え、実践していないと日本が世界から一気に置いていかれてしまう危機を感じます。]]></description>
         <link>http://www.eigokyoikunews.com/columns/m_otsuka/2010/06/no11_1.html</link>
         <guid>http://www.eigokyoikunews.com/columns/m_otsuka/2010/06/no11_1.html</guid>
        
        
         <pubDate>Sun, 13 Jun 2010 16:48:37 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>No.10 人はなぜ変われないのか？</title>
         <description><![CDATA[前回、「いま世界で何が起こっているのか」という記事で書きましたが、現在世界では劇的な変化が起きています。しかし、外部環境は大きく変化しているのに人間はなかなか変われません。何故か。"<a href="http://www.amazon.co.jp/Thinkertoys-Creative-Thinking-Techniques-Michael-Michalko/dp/1580087736">Thinkertoys: a handbook of creative-thinking techniques </a>(Michael Michalko著）"に「なるほど！」と思う、ストーリーを発見。これはある科学者が行った5匹の猿を使った実験です。

5匹の猿をある檻に閉じ込め、天井にバナナを吊るすとともに、その下に階段を設置します。するとすぐに一匹の猿がバナナに気づき、階段に向かって走り出す。しかし階段を上ろうとした瞬間に科学者はその猿に氷水を浴びせる。非情にもバナナを取ろうとした猿のみならず、残りの猿達にも氷水を浴びせます。

当然別の猿も挑戦します。しかし同様にその猿も仲間達も氷水をかけられる。何度かこれが繰り返されるうちに猿たちはバナナを諦めます。実験はここから面白くなります。

科学者はまず猿を一匹入れ替えます。新入部員は当然バナナに向かって走り出します。すると、（興味深いことに）他の四匹の猿が新しい仲間を捕まえ、殴りかかります。新入部員は氷水については全く知りませんが、メッセージだけはしっかりと享受します。「バナナを取りに階段は上ってはならぬ」と。

科学者はその後2匹目の猿を入れ替えます。すると二匹目の新しい猿も同じようにバナナに向かって走り出し、仲間に殴られ、同じようにメッセージを享受する。科学者は同様に三匹目、四匹目と入れ替え、ついに唯一氷水を浴びた経験を持つ最後の猿を入れ替えます。これで氷水を実際に浴びた、バナナを取りにいき直接罰せられた猿は全ていなくなりました。しかし、最後に入れ替わった5匹目の猿が同じようにバナナを取りに階段を上ろうとした途端、残りの四匹の猿達は新入りを捕まえ、同じように殴り、やめさせたそうです。

"<a href="http://www.amazon.co.jp/Whack-Side-Head-More-Creative/dp/0446404667">A Whack on the Side of the Head</a>"の著者でCreativity研究で有名なRoger von Oech氏によると、外部環境が変化しても人間は変われないか要因として

   1. 我々は何かその時の世の中の流れ、常識に応じてルールを作る
   2. そしてそのルールを守る
   3. 時がたち、当初ルールを作った前提条件が変わっていく
   4. しかしルールだけが残り、我々はそれを守り続ける

世界ではいま大きなパラダイムシフトが起きています。自分は実験の猿になっていないか。教育に携わるものとして、常に外部環境の変化にアンテナを張り、変化に応じて自分を変えていかないと、結果として社会に大きな迷惑をかけるのではないかと、恐怖すら感じてしまいます。]]></description>
         <link>http://www.eigokyoikunews.com/columns/m_otsuka/2010/05/no10.html</link>
         <guid>http://www.eigokyoikunews.com/columns/m_otsuka/2010/05/no10.html</guid>
        
        
         <pubDate>Tue, 18 May 2010 21:28:39 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>No.9 いま世界で何が起こっているのか</title>
         <description><![CDATA[4月16日付の日経新聞に建築費500万円台の家が登場したと書いてありましたが、いま世界の流れをみていますと、機能を大幅に絞り込み、常識を遥かに超えた低価格の商品が新興国で開発され、これが貧困問題を解決すると共に、新たな消費者層が生むという大きなInnovationが起きています。こうした現象を"Reverse Innovation"もしくは"Frugal Innovation"と呼ぶそうです。

今週号の英エコノミスト誌の特集記事<a href="http://www.economist.com/specialreports/displayStory.cfm?story_id=15879369">"A special report on innovation in emerging markets"</a>によると、1980年代に日本の自動車業界がトヨタ生産方式で製造業に大きなInnovationを起こしたのと同様のことが今、新興国でまさしく起きていることがよく分かります。日本は「資源がない、土地がない」という制約がこうしたInnovationを生んだのと同じように、新興国では「貧困・衛星問題」の解決がこうしたInnovation原動力となっていると同レポートに書いてあります。

例えば携帯電話。「携帯電話を持つと、数年後に貧困脱出が保証される」とマイクロファイナンス（超小口無担保融資）の父で2006年ノーベル平和賞を受賞者したムハマド・ユヌス氏がいいました。携帯電話を持つと、個人でサービスを提供（床屋など）できるようになり、（農業を行う人がどこに行けば最も高く自分の農作物が売れるか等）貴重な情報も得ることが出来ます。しかし携帯電話は端末も月利用料も高く、通常の低所得者には手が出ない。

インフラをまず整備して、はじめは高価格で、普及に応じて段階的に値段を下げていくという従来の先進国モデルとは違い、新興国では「どうしたら毎月＊ドル程度の通話料でサービスを提供できるか」「どのようにしたら銀行口座すら持っていない人でも支払が可能なシステム（後払いではなく先払い方式）にするか」など逆の発想からシステムを作り上げていったといいます。

日本では個々の携帯会社が各自アンテナ、ネットワーク、顧客サポートを全て自前で行っていますが、インドではほとんどのキャリアがアンテナではIndus Towers社、顧客サポートをIBM、ネットワークをエリクソン等を代表とする、専門会社にアウトソース。こうした専門の会社も複数のキャリアと契約することでコストを大幅に下げることが出来ます。こうして、インドでは前払い方式の平均7ドル弱の月間使用料が可能になったといいます。

携帯端末自体も徹底した"de-engineering (複雑に進化した技術を剥がしていく行為)"が行われ、30ドル弱で必要最低限の機能を持つものが開発されたといいます。"De-engineering"は何も携帯電話だけに限らず、Tata自動車が昨年販売しました$2,200の車、"Nano"は有名ですが、Tata Housingが販売価格$7,800の新築マンション（20㎡弱）を販売（間取りは<a href="http://www.shubhgriha.com/pages/1rks.htm">こちら</a>・35㎡弱で$13,400）、60ドルの電池で動く冷蔵庫（写真は<a href="http://images.google.co.jp/imglanding?q=chotukool&imgurl=http://endlessinnovation.typepad.com/.a/6a00d83451c07669e20120a661f931970c-400wi&imgrefurl=http://endlessinnovation.typepad.com/endless_innovation/2009/10/innovation-at-the-bottom-of-the-pyramid.html&usg=__Mje0zWARqFHl9pOCFyv_BSfL61c=&h=301&w=400&sz=295&hl=ja&um=1&itbs=1&tbnid=Nd04m7PJvdoCVM:&tbnh=93&tbnw=124&prev=/images%3Fq%3Dchotukool%26um%3D1%26hl%3Dja%26lr%3Dlang_ja%26safe%3Doff%26sa%3DN%26tbs%3Disch:1&um=1&lr=lang_ja&safe=off&sa=N&tbs=isch:1&start=1#tbnid=Nd04m7PJvdoCVM&start=5">こちら</a>）、20ドル強の浄水器（詳しくは<a href="http://www.raynedrops.com/blog/?p=313">こちら</a>）まで登場。ここまでくると中流階級の定義がガラって変わってきます。

家は年収の5倍程度が上限、携帯電話は月収の2%程度と考えると、大体年収30～40万円程度で普通に生活できることになります（インドの現在の一人当たりのGDPは$1,000程度）。こうした何億人もの層が消費に動き出すと世界の構図が全く変わることになります。

JP Morgan Chase銀行によると2000年から2008年にかけて新興国の世界に占める消費の割合が27%から34%に増え、その間アメリカが全く逆で34%から27%に落ちたとのこと。リーマンショック以降先進国の消費者が節約に向け、大きく転換する中、この流れは益々加速していくでしょう。そして"de-engineered"された商品が逆に輸入されるという自体も起こると予想されます。

例えばインドでは年間500万人以上心臓病で亡くなる問題の解決策として、心電図を撮る機器の"de-engineering"が徹底して行われ、従来の固定型の2,000ドルよりも遥かに安い800ドルの携帯型版が開発され、一回あたりの検査料も1ドルと劇的に安くなったとのこと。面白いことにこれを開発したのはアメリカのGE（General Electric）社です。携帯電話でも欧米の会社が陰で活躍していますが、GEが現地のバンガロール研究所で優秀なインド人と共に開発に成功させたことを通して、欧米のグローバル企業が世界中のタレントをうまく活用出来ていることが良く分かります。

この特集記事では今後世界成長の7割は新興国で起こること。4割がインド・中国2カ国で起こると書いてあります。人口減とマーケットの縮小に悩む日本企業は今後こういった新興国で勝負せざるを得ません。世界中の優秀の人たちと一緒になって新しい発想でビジネスを行っていける人材をいかに育てるか。こうした世界の流れをしっかりと把握した上で今後の教育を考えていかなければなりません。
]]></description>
         <link>http://www.eigokyoikunews.com/columns/m_otsuka/2010/04/no9.html</link>
         <guid>http://www.eigokyoikunews.com/columns/m_otsuka/2010/04/no9.html</guid>
        
        
         <pubDate>Thu, 22 Apr 2010 15:54:21 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>No.8  『全ての問題には正解がある』マインドを壊す</title>
         <description>When I went to school, I did not learn anything much except for the hidden message that every major problem in life had already been solved ... For years afterward, when confronted with a problem that was new to me, I ran for an expert. It never occurred to me ... that I might come up with my own answers ... The world is not an unsolved puzzle waiting for the occasional genius to unlock its secrets. The world, of most of it, is an empty space waiting to be filled. 　
--Charles Handy

最近読み終えました本の中で出会ったCharles Handy氏（経営思想家）の言葉に大変勇気付けられます。例によって意訳しますと

「私は学校で（暗に）学んだことといえば、『全ての問題には答えがある』ということだった。だから（卒業して）数年後に今まで出会ったことのない問題に直面した時、真っ先に専門家に駆けつけてその答えを求めた。自分自身でその問題を解こうという発想は全くなかった。社会には一部の天才のみが解決出来る問題しか残っているわけではない。実は未解決な問題だらけで、常に誰かに解決してもらうのを待っている。」

そしてその後にこう続けます。「このことに気づいてから私の人生は変わった。自由に自分のアイディアを試してみようと思ったし、恐れずに問題は自ら解決していこうとするマインドに変わった。」と。

「全ての問題には答えがある」いうマインドを育ててしまう教育は何も日本に限ったことではなく、どこの国でも共通すると聞きます。学校では成績をつけなければならない。だからテストを行う。テストを採点するには客観的に指標が必要。結局、出題する問題には正解がなければならない。すると無意識に「全ての問題に答えがある」という考えが植えつけられてしまう。

「何事にも正解があるのではないか」と思っていると、新しいアイディアを思いついても、既に誰かが試して失敗したものではないかとつい思い、行動をためらってしまいます。私の場合、従来の英語教育のあり方に問題を唱えるたびに「帰国子女でMBAまで出た大塚さんには英語が出来ない人の気持ちが分かるわけがない」と英語の専門家にいわれ、自分は教えるよりも経営に徹しようと、新しいアイディアが思いついて試すのを思いとどめていました。

しかし、英語を一生懸命勉強している社会人を見れば見る程、報われているように見えない。「実は多くの英語教育の専門家たちの見えていないものが私には見えているのではないか」「少なくても多くの専門家たちは時代の変化についていっていないのではないか」という思うようになってきました。

私は毎週英経済紙&quot;The Economist&quot;を読み、最新の経済・ビジネスの洋書中心に週に1－2冊は読みます。また日本人・外国人問わず世界を舞台に活躍している人たちと出来る限り話すようにしています。すると何となく、世界がどういった方向に向かっていて、それに伴いどういう人材が必要になってくるのかイメージが出てきます。

結局英語教育、ことグローバル人材化教育に関しては、最近の急激なグローバル化に伴い出てきた問題であり、私を含め誰もその問題をどう解決したら良いか分かっていない。そのことを確信したことが自分を大きく変えました。自由にいろいろなアイディアを試してみようと思ったし、そうした取り組みを恐れずに発信していこうという気にもなりました。

今後新興国の存在がどんどん強まっていく中、「どのように安く、効率的にモノやサービスを提供していくか」に答えを求める従来の方式だけではグローバル競争に生き残れません。今後先進国では「新たな発想で従来にないものを作り上げていくCreativeなマインド」がますます重要になってきます。

「全ての問題には答えがある。」グローバル化教育はまずこうしたマインドを壊していくことからはじめるべきなのかもしれません。</description>
         <link>http://www.eigokyoikunews.com/columns/m_otsuka/2010/02/post_3.html</link>
         <guid>http://www.eigokyoikunews.com/columns/m_otsuka/2010/02/post_3.html</guid>
        
        
         <pubDate>Thu, 25 Feb 2010 15:19:45 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>No.7 新しい英語学習教材の提案</title>
         <description>最近いろいろな場面で英語によるDiscussionをファシリテートするようになり、参加者の英語のレベルに関係なく（語彙力が中学卒業レベルの方も参加しています）楽しいDiscussionに導いていく自信がついて来ました。しかしこういったDiscussionに使える教材はほとんどありません。MBA（経営学専門の大学院）で使用するようなケースは専門的過ぎます。かといって英会話でやるような単発的で非現実的なロールプレーではあまり意味がない。

だったら自分で作るしかない！ということで普段からどんな課題がケースとして面白いかあちこちアンテナを張って考えています。Discussionは全員で正解のない問題を解決（方向付け）をしていくセッションです。大切になるのは内容がシンプルで誰でも感情移入できるような問題を提起すること。その問題自体が知的好奇心を刺激するようなストーリーでなければならないこと。そして実際のDiscussionにおいて大切になるのは話しやすい（何をいっても大丈夫）と安心感を与える雰囲気を作ること。

こうした条件が全て揃うと初心者だろうが中級者だろうが英語を話しているのを忘れさせるくらい、とにかく必死に想いを伝えようとします。そうすると英語をコミュニケーションツールとして使っている感が出て、コミュニケーションスキルが飛躍的に向上します。

ではどんなケースがDiscussionに向いているのか。今回は最近作ったDiscussion用教材を公開して、皆様の考えを教えて欲しいと思います。事前課題は英語で出されますが、今回は読みやすいようにあえて日本語に訳しました。子供の教育についての話です。

------------------------------
1997年4月Archives of Pediatrics and Adolescent Medicine（米国の権威ある小児・青年医学専門誌）にある論文が掲載されました。「6歳児の母が子に対して体罰を平均以上行った場合、その子が8歳になった時、性格はより攻撃的になるかどうか？」を研究したところその通りの結論に達したという内容でした。「短期的な反社会的行為を抑制しようと体罰を取り入れた結果、長期的には逆効果だった」というのが研究者が辿り着いた結論でした。

この研究は瞬く間にニュースで取り上げられました。AP通信が全世界の新聞、雑誌向けに配信し、「体罰悪玉論」が形成されていったといいます。この研究はJournal of the American Medical Association　(JAMA)という権威ある医療雑誌にも取り上げられ、体罰撲滅の流れを決めたといわれています。しかし、AP通信もJAMAもArchives of Pediatrics and Adolescent Medicineの同じ号に出された別の論文を取り上げることはしませんでした。

この論文は同じように体罰の研究を行いましたが結果は正反対というものでした。「子供にとって体罰は攻撃性を助長するという事実は探すことができなかった。いや、探すことが出来なかったのみならず、逆に攻撃性・反社会性を減少する結果が出た」と研究行った2人の研究者は結論付けました。

2グループの専門家が同じ時期に同じ問題に挑み、全く違う結論に達したのです。片方が取り上げられ、瞬く間に多くの心を掴み、その後体罰に関する考え方を一変するまで影響を及ぼしたのに対し、もう片方は全く取り上げられず、その研究結果は消え去っていったのです。なんでこういうことになってしまうのでしょうか。それには研究方法を詳しく調べてみなければなりません。

はじめのグループ（体罰否定派）は子供が攻撃的になったのかを母親（実際に体罰を行っている）に聞き判断しました。つまり、家庭の中での性格が攻撃的になったかどうかを調べたことになります。二つ目のグループ（体罰容認派）は子供自身に「学校でどれくらい喧嘩したか」、その数を学校で聞きました。

事前課題
この2つの実験方法とついてどちらの方がより信頼性があると思うか。あなただったらどのように実験をしたか。また同じ雑誌に同じ号で取り上げられた研究でどうして一方だけ瞬く間に広まっていき、もう一方は無視されたか。ご自身の体験や子育て（お子様がいらっしゃる場合）を話し、また相手の体験も聞きだすようにしてください。
------------------------------

そもそもこの話を英語で読むのは難しすぎるという人がいますが、日本語で読んでしまえばなんてことのない話を英語だから難しいというのはおかしいと思います。理解できるか理解出来ないかだけの問題でこの内容自体は極めてシンプルだと思います。

この話は「子育ての大誤解（ジュディス・リッチ　ハリス）」という本から抜粋したのですが、このケースには多くのメッセージがこめられています。例えば専門家のいうことを深く考えず受け入れてしまっていもいいのか。専門家間でDisagreementが起きたとき、どう考えればよいのか。こうしたDiscussionをしていると自然とCritical Thinkingのスキルが身についてきます。「あなただったらどういった実験方法をするか」をみんなで考えるのも面白い。正解があるものではないので「そういう考え方もあったのか？」と感じるだけでも得るものがあります。

そしてDiscussionというのが生き物であるということも理解できます。前の人の発言にのっとってDiscussionが進んでいきますので、その場で疑問に思ったり思いついたことを発言していかなければなりません。ほとんどの場合事前に準備してきたことは日の目を見ません。その場で考えるスキルも鍛えることができるのです。

こうしたことをやらないといつまで経ってもどんな場でもきちんとDiscussionで貢献するグローバル人材は育たない。中学英語のレベルでもこうしたDiscussionで英語のみならず国際感覚を磨いていく。いつまで経っても英会話をやるのではなく、常にこうした実践の場でコミュニケーション力を上げていく訓練をしていかないと、待ったなしのグローバル化で人材が追いついていきません。幸い最近、同じような危機感を持っている人が多く、そういった人達とタッグを組んで今年はグローバル人材育成の大きな流れを起こして行きたいと思っています。</description>
         <link>http://www.eigokyoikunews.com/columns/m_otsuka/2010/01/no7.html</link>
         <guid>http://www.eigokyoikunews.com/columns/m_otsuka/2010/01/no7.html</guid>
        
        
         <pubDate>Thu, 14 Jan 2010 11:35:28 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>No.6 世界基準のCommunication Style</title>
         <description>「中国人とビジネスをしているんだけど時々何を言っているのかさっぱり分からない。本当に参っちゃうよ。」

最近こういったことをいう欧米人が増えているように感じます。もちろん相手は中国人に限ったことではありません。

先日（11/29）の日経新聞での「主要7カ国（G7）の存在感が低下している。世界のGDPに占めるG7の割合は1980年代の50％超から2010年年以降は30％台半ばに落ち込む。変わって2014年には世界の新興国全体では世界GDPに占める割合が50％を超えるだろうと国際通貨基金（IMF）は予想している。」いう記事を読み、私の中でちょっとした気づきがありました。

英語の性質がここ数年で劇的に変わってきているのではないかと。

今まで「欧米流コミュニケーション術」とか「日本式コミュニケーション方法」などの言葉をよく使ってきましたが、この「欧米流」という表現がどうもいままでしっくりきていませんでした。本当は英語流コミュニケーション術という使い方をしたかったのですが、セミナーで「日本語は日本人独特のコミュニケーション方法で使用されるのと同様、英語は欧米人独特のコミュニケーション方法で使用される」と対比で説明したかったのであえて『欧米』という言葉を使ってきましたが前出の2つの点が線となり、この説明の仕方がoutdated (時代遅れ)になっていたのではないかと感じ始めました。

英語が国際言語化する過程で、その性質が劇的に変わってきています。アメリカ・EU内の消費が世界を牽引していった時代では、英語を使う際、欧米人の価値観をしっかり理解し、コミュニケーションスタイルやマネージメントスタイルも欧米式に合わせてきていました。しかし、欧米の影響力が低下し、新興国の影響力益々強まる中での「英語という国際言語」を考えるとどうも違った流れが見えてきます。

今後は英語は「欧米流」ではなく、「世界基準」のコミュニケーション方法で使用されてくるようになります。知識、常識や価値観がバラバラの民族同士で英語という国際言語を使うとなると、非常に高いコミュニケーション力が必要になります。自分だけ英語力を上げていって欧米人と対等に話すことを目指すのはすでに時代遅れになりつつあります。自分よりも英語力の低い人と、いかにコミュニケーションを図っていくか、真の意味でのコミュニケーション力が問われるわけです。

そんな時代には「それくらい分かってくれよ」ということが益々通じなくなっていくわけ、いかに裸でオープンなコミュニケーションスタイルを身につけられるか。何度でもどんな方法でも使って自分の伝えたいことを伝えきる。相手のメッセージもどんなことをしてでも正確に理解しようとする姿勢が今以上に重要になってきます。ベースが欧米基準から世界基準に変わっていく過程で欧米人も自分のコミュニケーション方法が国外では通用しなくなる現実を頻繁に体験するでしょう。

困ったことにこの「世界基準のコミュニケーション方法」は「日本式コミュニケーション方法」と正反対のスタイルを取ります。上司部下、先輩後輩の関係、敬語等、日本語という言語は非常にsophisticated（洗練された）な言語であり、知識や常識も共有化されている世界でも珍しい国かもしれません（あくまでも私の感覚なので違ったら指摘してください）。一言ったら10を知るコミュニケーションスタイルを取り、あえて口に出して説明する必要がないことが多い為、いざ説明しなければならない時、どうやって説明したらいいか困ってしまう。さらに「話し相手を不快にさせてはならない」ことが「話の内容の理解する」ことよりも優先されるコミュニケーションスタイルとるため、空気を非常に読んでしまう。日本式コミュニケーション方法は世界でもまれに見る高度なコミュニケーションスタイルだと私は感じています。

日本人同士で日本語を使用する際はもちろんそれでいいとして、さらに国際化した英語を使用する際、このスタイルではコミュニケーションが図れません。新興国の影響力が強まる中、今後英語を母国語としない人とコミュニケーションを図る機会が益々増えていきます。どうしたら英語を日本式コミュニケーション方法で使用としている大部分の日本人に「世界基準のコミュニケーション方法」を身につけさせるか。どのように教えればよいのか。グローバル人材を育成していく上で今後この「世界基準のCommunication Style」がkey wordになってくると思います。</description>
         <link>http://www.eigokyoikunews.com/columns/m_otsuka/2009/12/no6_communication_style.html</link>
         <guid>http://www.eigokyoikunews.com/columns/m_otsuka/2009/12/no6_communication_style.html</guid>
        
        
         <pubDate>Tue, 08 Dec 2009 15:27:15 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>No.5 止められないグローバル化の流れ</title>
         <description>一昨年「フラット化する世界（トーマス・フリードマン著）」を読み、激動のグローバル化した時代に備えたマインドを持っていないと恐ろしいことになるのではないかと自分の中で大きな危機感を持ちました。この本はアメリカが2000年以降、急速なIT技術の発達により多くのサービス業務がインドを中心とした国々にアウトソーシングされていく過程を描いたもので、ゾッとするような話が散りばめられています。 

例えば個人の確定申告。国外にアウトソーシングされた件数は2003年に25,000件しかなかったが2005年には400,000件へと急上昇。インドでは毎年会計学を専攻した学生を70,000以上輩出。平均給与は月100ドルだといいます。しかもモチベーションレベルが米国で同じ業務を行うものと比べ遥かに高いといいます。次は放射線科医。米国の中小病院は平均年収が30万ドル（3千万円程度）を超える放射線科医を雇うお金がない。しかも絶対数は不足している。そこで中小の病院は（恐らく米国で資格を取った）インドやオーストラリア在住の放射線科医にX線分析を発注するという活路を見出す。価格は圧倒的に安く、時差を利用できるので効率的（夜発注を出すと朝には結果が届く）といいます。

最後に証券会社の投資調査（Investment Research）の仕事。上場している企業の決算を分析するという業務ですが、こうした業務の平均収入はニューヨークやロンドンだと80,000ドル（800万円弱）だがバンガロール（インド）だと15,000ドル（150万円弱）で済む。当然そういった仕事の多くはインドにアウトソースされていったという話。

著者のフリードマン氏は「今後貿易財の定義が『箱に詰めて送れるモノかどうか』から『品質を落とさずに長い距離を電子で送れるサービスかどうか』にシフトしていく」といいます。そして今後アウトソーシングされるか否かの職種として3つのカテゴリーに分けています。一つ目は特別、特殊なスキルを持った人。アスリートやアーティスト、有名な脳外科医など、専門的なスキルを持ったもの。このカテゴリーに属している人は引き続き安泰でしょう。二つ目はその場所にいなければ出来ないようなサービスを提供している職種。例として床屋、コック、庭師、離婚弁護士、ごみ収集者など。ただし、これらの給与は従来どおり需要と供給の関係で決まっていく。このカテゴリーに属する人達も給与の差はあるが安泰しています。3つ目のカテゴリーはデータ入力や企業分析、会計、放射線を扱ったりするその場所にいなくても問題ない仕事だといいます。

日本は語学の壁に守られているから大丈夫だと思っている人は多いと思います。しかし芝浦工業大学の山崎敦子教授によると「日本の大手自動車部品会社では2007年にCAD（コンピュータ支援設計）部門をベトナムに完全に移し、今ではハノイ大学（ベトナムの東大に相当）卒のエンジニアが日本人エンジニアと取って代わった」とのこと。そして、この流れはエンジニアリングのみならずビジネスの管理部門にも見られ「あるエネルギー会社は給与計算の部門をすべてタイにアウトソーシングした」という恐ろしいことも現実的に起きているようです。

問題は何も国内の仕事が外国に奪われるに限ったことではありません。法務省入国管理局によると1996年から2006年の10年にかけて外国人労働者の数は倍増したとのこと。現実的に東京西葛西にはインド村があります。つまり、今後アウトソーシングできる仕事は国外に出ていき、国内の仕事を巡る競争も激化する流れが強まるのは避けられないのです。

ご存知の通り、サービスの内外価格差（同等のサービスに対する日本と外国の価格差）があまりに違う場合、途上国に住む人々は必死に日本語を学ぼうと努力します。最近フィリピンで現地の日本人学校にフィリピン人が通っているという話を耳にしました。英語ができるよりも日本語が出来たほうが高い給与が保証されるからです。とは言っても日本人はサービスに対し要求する水準は高く、外国人では要求レベルを満たすことができないのではないかという意見もあるでしょう。その壁は非常に高いと。しかし今後失業率が上昇していけば、逆に日本人を外国に移住させ日本にいる時と比較して圧倒的安い給与で、ただし現地では比較的裕福な生活が出来るレベルの給与で払うというオプションも出てきます。とにかく日本企業は今後グローバル競争に勝ち残っていくためにもコストを抑え、新規投資をしていかなければならない。

米国が経験した「フラット化する世界」の波が日本に徐々に押し寄せています。この流れは今後ますます強まっていくでしょう。例えば会計に関して言えば、今後日本、米国、欧州と3つあった国際基準が一つに統一されていく。ルールが統一化されればアウトソーシング化は間違いなく加速します。深刻な医師不足の問題の解決策として、アウトソーシング出来る仕事は外に出すオプションが出てくるのではないか。激動の時代に備えて個人としてどのように生きるべきか。そのマインドを人材を育てる側は持っているのか。真剣に考えなければいけない時期にきているように感じます。</description>
         <link>http://www.eigokyoikunews.com/columns/m_otsuka/2009/11/post_2.html</link>
         <guid>http://www.eigokyoikunews.com/columns/m_otsuka/2009/11/post_2.html</guid>
        
        
         <pubDate>Sat, 07 Nov 2009 01:25:22 +0900</pubDate>
      </item>
      
   </channel>
</rss>

