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国際ビジネス英語エッセイ

世界を舞台にビジネスの世界で活躍してきた筆者が、自らの体験を交えて知的に綴る、スペシャルエッセイ

【第79回】
映画「Steve Jobs」に想う

2016年03月07日

映画「スティーブ・ジョブス」のスティールより
映画「スティーブ・ジョブス」のスティールより

本稿を書いているのは、2016年2月29日だ。うるう年。

改めて、スティーブ・ジョブスによるアップル機の開発、披露。1984(ロス五輪)を中心に、歴史的に興味深いストーリーを思いだしている。

それはちょうど上映中の「Steve Jobs」を見てのことと。
参照:スティーブ・ジョブズ(映画)/
(音がでるのでご注意)
参照:IMDb: Steve Jobs (英語)

世に成功者としてヒーロー扱いされているジョブスが、人間(同僚、仲間、友人、夫、父)としてはいかに難しい性格であったか、など冷酷なまでにえがかれている。自己中心で、気難しく、悪名が高かった、とのこと。

高校時代に出あった共同創立者スティーブ・ウオズニックStephen Gary Wozniakや、ペプシから引き抜いた共同経営者ジョン・スカリーJohn Sculleyとの確執は、息苦しいほどである。

そのスカリーをペプシコーラ社長から引き抜いたときのことばは有名だ。
Do you want to sell sugared water for the rest of your life, or do you want to come with me and change the world.

それは我々日本人がシバシバ困難に遭遇する、アメリカ的ビジネス文化(=個人主義。成果主義)でもあるし、それ以前にジョブスの生誕⇒養子という秘密にも起因するとも推測できる。
参照:「Jobsの本」と「Jobの本」

ジョブスに女の子が生まれ(非摘出子)、リサLisaと名付けた。

その頃ジョブスはApple製品に Lisaと名付けた。
このLISAをジョブスはLocal Integrated Software Architectureだというのだが、
最後にはやはり娘と抱擁する、やはり彼も人の子だとわかる、ホッとする場面である。

Lisaが腰につけていたウオークマンなど、筆者にとっては昔の(石油担当商社マンとして、中東を巡回していた頃の)「機械」をも懐かしく思いださせてくれる。

そして、忘れてはならないのは、その自己中心主義のジョブスを陰で支えてきたマーケティング・マネージャのJoanna Hoffman(タイタニックの主演女優ケイト・ウインスレット)。

そのPR (Public Relations)の役目が印象に残る。
参照:ローマのRelations



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