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国際ビジネス英語エッセイ

世界を舞台にビジネスの世界で活躍してきた筆者が、自らの体験を交えて知的に綴る、スペシャルエッセイ

【第60回】
「憲法九条にノーベル平和賞を」に賛同してくれたチョムスキー教授

2014年03月07日

スジャータの乳粥(ちちがゆ)
チョムスキー教授。本人許可を得て、筆者撮影。
何故英語を学ぶのか? 〜 世界平和のために! これ以外にない。「戦争を二度とするまいという願い」(鳥飼玖美子立教大学院教授)なのだ。
参照:何故英語を学ぶのか 〜 世界平和のために!

戦後68年間、日本を対外参戦から守ってくれた「憲法九条にノーベル平和賞を」運動に、「現存で最高の思想家」(NYタイムズ)、N チョムスキー教授(MIT)が「wonderful idea」とメールをくれた。(1月18日)。
参照:チョムスキー教授来日講演 〜 世界平和への共鳴

この偉人は地球の裏側の見も知らぬ一市民からのメールの主旨を即刻理解し、応えてくれたわけであり、改めてその重さを感じる。

それを印刷して持参、講演来日(上智大学)の同教授の歓迎レセプション(3月5日、ホテル・ニュー・オータニ)で、短時間ながら(何しろ熱烈な参加者200人!)この運動について改めて報告し、署名を頂いた。(参照:右下の画像)
ノーム・チョムスキー教授講演会

この運動には、又、「ことば(英語)を教える目的は人格形成と恒久平和」と標榜される森住衛教授 TELCE: Tokyo Association for Language and Culture Education 東京言語文化教育研究会長(桜美林大学院、前JACET会長)が強い賛意を示してくれ、二人でほぼ初対面ながら白熱討議をすることができた。 (2月24日)
参照:AJELC Newsletter 第31号 (PDF、ページ3 右欄、中頃)

チョムスキー教授からのご回答と署名
チョムスキー教授からのご回答と署名
そして、「色々なイデオロギー、宗教思想、政治的意図、功名心、野心などあろうが、ここでは『平和憲法を守る』というただ一点において一致」との合意をした。

既報のごとく、JACET(大学英語教育学会)の本年度総会(8月28-30日、於:広島市立大学)のテーマは「平和と友好をめざす英語コミュニケーション力の育成」だ。
参照:The JACET 53rd (2014) International Convention

おりしも(2月22日)、ジャパンタイムズにチョムスキー教授(MIT)の長文インタビュー記事が出て、反響を呼んでいる。日本語のメディアでもぜひ取り上げて欲しい。
Japan Times: Noam Chomsky: Truth to power

やや難解な英語ではあるが、熟読に値いし、かつ、それが読解力向上に役立とう。同記事によるとチョムスキー教授は「シェクスピア、マルクス、アリストテレス、又、聖書に次いで引用されることが多い知識人」とある。85歳という高齢にも関わらず、講演、執筆に加え、毎週数千のメールを処理しているとのこと。
  • 少年だったチョムスキー教授が1945年8月6日、広島原爆投下を知ってショックを受けたこと。それにまわりの大人たちが何の反応も示さなかったことにまたショックをうけたこと、が原体験のよし。思わず、この少年を抱きしめたくなる。
  • 「安倍政権はultranationalismウルトラ国家主義」とあり、「Pacifist Constitution平和主義憲法に添って米国支配からfreeになること」を示唆している。筆者にとっては素晴らしいアメリカ! が、その対外武力政策の間違い(ベトナム戦争、イラク侵攻)は看過され得ない。
さあ、ノーベル平和委員会(オスロ)に対して、いかに広く、「有資格者(=大学総長、Social Science系教授、国会議員、過去の平和賞受賞者、など)」に推薦(ノミネーション)の依頼を広げていくか、だ。
参照:Nomination and Selection of Peace Prize Laureates

■ 関連拙稿サイト
文化(文明でなく)の衝突 〜 勝てない戦いEnglish version is here



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コメント

「憲法第9条にノーベル平和賞を」に賛同します。

今や私たちは、過去にこだわらず、戦争や紛争に向かう姿勢を改め、如何にしてこのかけがえのない小さな地球「プラネットアース」を守るかを考えなければならない時代におります。これは、天から与えられた使命と思います。

何としてでもノーベル平和賞を勝ち取り、安倍晋三首相にオスロまで授賞式に行ってもらいましょう!!右手でノーベル平和賞、左手で集団的自衛権、彼の自己矛盾が世界的にアピールされます。


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