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ネイティブ教師向け
「15キロのカメラ機材を背負う『写真オタク』」
Tadge Dryja(タッジ・ドライジャ)さん
さいたま市AET。アメリカボストン出身。23歳
遅刻した高校生のように頭を幾度も下げて部屋に入ってきたタッジ・ドライジャさん(23)。趣味の写真が日本との中を取り持ちました。大学の副専攻は写真学。東京工芸大学(東京都町田市)からの留学生との出会いがありました。
カメラ用語で「4の5」(しのご)というアコーディオン付きのカメラ(撮影する時に布をかぶるタイプ)を得意としているというから本格的。昨年8月に来日後も15キロもの機材を背負ってあちこち撮影して歩いています。
来日前にはカタカナと平仮名を3ヶ月勉強しただけ。今は英語と日本語がチャンポンの印象。「Good-bye」のかわりに「バイバイ」と言ってしまったり、自分でも英語が変わってきたと思うことがあります。地名や名前を手始めに小学校2年生程度の漢字の読み書きもできるようになりました。
さいたま市では田島中と南浦和中を担当。生徒からは「ドライジャ」と呼ばれています。田島中学校では写真クラブを創設し、5名のクラブ員に日本語で写真の技術と面白さも伝えています。最近は、靴の空き箱と100円ショップのメガネのレンズを利用してピンホールカメラを作りました。
好きな被写体は工事現場。学校から帰ると機材を抱えて撮影場所をリサーチ。リフォーム中のビルに薄いスクリーンがかかって中の裸電球が見える。ランタン(ちょうちん・手燭や灯篭)のような美しさと思いながらシャッターを切ったこともあります。「埼玉はきれいじゃないと言う人もいるけれど」と、タッジ。「僕には魅力的な被写体に溢れているところです」。
週末は前述の東京工芸大学に「暗室友だち」を訪ねます。「4の5」で撮影した写真は特殊なのでDPEには出せないのです。ちなみに銀座で現像を頼むと1枚400円。
妹と弟が1人づつ。妹はフランスで学生生活。ボストンの自宅には両親と高校生の弟とネコのムキ(10歳)がいます。最近IP電話が開通し、電話代を気にしないで長電話できるようになりました。
さて気がつけばカメラの話ばかり。好きな日本語は「ほんまかいな?」と「あやしいー」。というわけでタッジがはたして英語授業でアメリカ人になり切っているのか?「あやしー」かも。
(Interviewer PLS小学校英語教育研究所副所長 長谷川信子 )
(全国教育新聞より転載)
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